2660 朝の渋谷
今朝は珍しく仕事で渋谷に向かった。
待ち合わせは、京王井の頭線渋谷駅に向かうコンコースだ。ここには、岡本太郎の「明日の神話」が展示されている。
その巨大さに圧倒 |
みんなかなりのスピードで歩く |
これは、以前日本テレビ前で期間限定で展示されていたもので、約3年振りの再会となった。
その圧倒的な存在感、その巨大さは健在で、行き交う人たちを見守るようだった。
写真を撮っていると、デジカメの液晶画面に映る絵に、軽い違和感を覚えた。
「なんだろう?」と考えてみると、そこに移っている人に理由がある気がした。
ふだんよく行く新橋と比べて、とにかく行き交う人たちが若いのだ。本当に多いかどうかはわからないけど、若い人が目立つという感じ。
そして、もっとも強く感じた違いは、歩くスピードが全体的にものすごく速いということだ。JR・地下鉄と井の頭線を結ぶ通路なので、あまり立ち止まる必要もないし、目的地に向かってさっさと歩くのはわかるが、決められた目的地に向かって歩くという点では、朝の新橋も同じはず。
街全体の組成がまるっきり違うのかもしれない。
階下に目を下ろすと、ハチ公の姿が見えた。待ち合わせ場所としてあまりにも有名。有名すぎて人が集まりすぎ、ハチ公前で迷子になりそうになる。もっとも、携帯電話の普及した現在では、そうした迷子も少ないんだろうけど。
待ち合わせしている人はさすがに少ない |
9時ちょっと過ぎでは、待ち合わせする人もほとんどおらず、ハチ公もちょっと暇そうに見えた。