2659 きっかけは50度
パソコンは、これまで買って失敗したとか後悔したという記憶はあまりない。
パソコンに対する興味や関心は、一般の人よりはあると思うけれど、パソコンに要求するレベルはかなり低い。そもそもパソコンで、動画を見たいとか、ゲームがしたいという欲求はまるでなく、ただインターネットが見られて、日々のブログの作成や、写真が整理できさえすればいいと思っている。
それだけに、進歩の激しいパソコンの世界にあって、買い換えるという選択肢はほとんど考えたことがなく、2002年末に買った Let's Note CF-R1は、何度か壊したり故障したりするたびに、修理に出してきた。
しかし、そろそろ限界を感じてきた。
もっとも問題に感じているのは、動作中、本体から異常に熱を発するようになってしまったということだ。
もともとこのパソコンは、冷却ファンを持ってないため、もともと熱はこもりやすい構造にはなっている。もちろん放熱する対策がとられているから、普通の使用において、問題にならないはずである。
しかし、インストールしているアプリケーションの問題か、はたまたこれも故障なのかわからないが、最近では使い始めて数分もしないうちに、ものすごい熱を持ち始める。
特に、パソコンの裏の温度はすさまじく、試しに測ってみたら、なんと50度を越えていた。そしてその熱は、表面のキーボードにも伝わり、指先だけが火照ってしまって、気になって仕方がない。
パソコン裏の温度は50度にも達する |
そこで、仕方がなくパソコンの下に、保冷剤を敷いているが、保冷剤の周りに水滴が付いて、テーブルを濡らしてしまうし、そもそも急激な冷却はパソコンにとってよくない。
ということで、最新のパソコンはいらないけど、必要最低限の動作をしてくれるパソコンを物色することにした。中古で十分なので、いまオークションをチェックしているところ。
今のは使っているこのパソコンは、まだまだちゃんと動くし、熱以外は問題は少ないので、多少もったいないような気もするが、やはり気分よく入力できないのは、かなりのストレスなので、我慢しないことにした。
退役させるパソコンは、バックアップ用として余生を送ってもらうことにしよう。