2640 大改造!!劇的ビフォーアフター

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「大改造!劇的ビフォーアフター」(毎週日曜20時~テレビ朝日系)という番組は、以前はよく見ていた。アスベスト問題や耐震強度偽造問題かなにかの影響で、一時はスペシャル番組のみになっていたが、先月からまたレギュラー放送が再開された。

ビックリするほどの狭い敷地に建つ木造住宅に、強引とも言える暮らしぶりをしている家族が登場。番組から派遣された“匠”と呼ばれる建築家が、家族の不平不満をヒアリングし、それを解決するべく、タイトル通り、家を徹底的に大改造してリフォーム。完成後の新しい家に涙する…というのが番組の大筋だ。

今日は「アフターアフターSP」ということで、リフォームした家を再び訪れる特番だった。その後どうやっているのか気になっていたのでちょっと楽しみだった。すさまじく散らかっている家もあれば、匠の意図通りに使っている家もあった。それだけにリアルで、やらせはないのかな?なんて思った。

で、このふだんの番組を見ていると、以下のような傾向を感じられる。あくまで個人的な感想ってことで。

  • 家の中の照明に蛍光灯は使わず、暖かなイメージの白熱灯を多用
  • 基本的に壁は取り払って、室内を明るくするために吹き抜け
  • あまりに狭すぎるため、家具は既製ではなく匠オリジナル(コスト削減効果あり)
  • 溢れかえっていたモノが匠の技によって作られる大容量の収納により綺麗さっぱり消えてなくなる(ほんと?)
  • 費用は毎回必ずギリギリ予算内に収まる
  • 所ジョージをはじめスタジオ出演者は、番組進行の役には一切立っていない
  • スタジオでのクイズや推理は、番組進行の役には一切立っていない

ちょっと批判的な内容になってしまったが、この番組はなかなか面白いと思う(…実は最近は見てないけど)

リフォーム後の我が家を、初めて見たとき多くの依頼主は感動し、人によっては涙を流すこともある。その涙は自分の家が、新しく綺麗になったからではなく、おそらく自分たちのために一生懸命考えてくれた“匠”に対する感動と感謝の意味が込められているのかな…なんて思う。

Posted by ろん