2606 中野あたりを歩く(駅からハイキング)
今日の駅からハイキングは、中野。中央線のホームから満開の桜がよく見える。以前も桜の時期に歩いているが、そのせいか、僕にとって中野は桜がイメージされる街だ。
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最初の見どころポイントは、“紅葉山公園”。C11形蒸気機関車が静態保存されている。新橋駅前のSL広場に保存されている形式と同じだ。
駅からハイキングでは、ときどき“写真撮影会”の様相を呈することがある。できれば、写真を撮っている人の姿を被写体に含めたくないが、なかなかどいてくれないせいで、なかなか出発できないことも多い。デジカメの普及は旅や外出の光景を変えてしまった。
あちこちで桜が満開。
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暗渠の上を歩く。
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どこを見ても花がいっぱいだ。
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![]() 綺麗に刈り込まれた木 |
![]() 絶対に塀の上を歩かせたくない“猫避け” |
指定されたルートは、すでに歩いているため、それを避けて進むことになる。だから本来の名所や見どころを飛ばして、ひたすら歩くことも多い。
でも、そのおかげで見つけられる景色もある。
中央線を写した写真で、よく取り上げられる有名な場所に出た。これまでにも何度も見たことのある風景だったが、ここだったのか…と軽く感動。ピンクと黄色と、中央線のオレンジのコントラストがいい感じ。
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こんなシーン、鉄道ファンマニアが見逃すわけがない。
![]() やはりここにも… |
![]() ひとだかり |
“たきび”の歌の発祥の地というところにやってきた。
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜ ぴいぷう ふいている
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中野も、かつては、当たり前のようにたき火の風景が見られたのだろう。“おちばたき”って、いま調べてみるまでわからなかった。“落ち葉焚き”ね。納得。
周囲は、ごく普通の住宅地が続いていたが、この付近だけ、ちょっと古い田舎の雰囲気を感じた。
発祥の地の看板のすぐ近くはに、大きなケヤキの木と、一昔前といった感じの、まるでドラマに出てくるような住宅。
そのケヤキには、サルノコシカケが…
せっかくなので?ダミーを腰掛けさせてみた。
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どうでもいいことなのだが、丁字路って、T字路ではないという事実を知ったのは、実はそれほど昔のことではない。やはり、こんな感じで、ちゃんと“丁”になっている。
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そう言えば、今日のイベントは「中野の史跡を巡るさくらウォーク」と名付けられていたのに、肝心の桜の写真をあまり撮っていないことに気付く。あちこち桜が咲いているせいか、少し“見慣れて”しまったのかもしれない。
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道沿いに、古いパソコンが放置してあった。よく見ると、PC-8801mkII だった。なつかしい! 欲しかったけど、手が出なかったことを思い出した。
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当然だが、落書きはよくない。
でも、あまりに汚くなった車の、心の叫びだと思えば、この落書きも見逃してやりたくなる。
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ふたたび、中野駅に戻ってきた。
今日は、ほんといい天気で、歩くには絶好の一日だった。