2601 駅からハイキング(本郷から湯島あたり)
今日の駅からハイキングは、これまでも何度か出発地になった御茶ノ水駅から本郷、湯島界隈を回るコース。
例によって、同じ道はなるべく避けながら、指定されたコースを並行しつつ歩いてみる。施設などの見学はほとんどしなかったので、気になった風景などを簡単に紹介。
中央線、総武線、地下鉄丸ノ内線が交わる聖橋(ひじりばし)からの風景。
中央線も、丸ノ内線も、かなり運転本数が多いから、走る電車を写真を撮るのは簡単…と思いきや、こういうときに限ってなかなかやってこない。諦めかけたちょうどそのとき、ようやく池袋行きの丸ノ内線がやってきた。
ちょっと懐かしい、大きな交差点での“横断旗”
最近、使っている人を見たことがない。それ以上に、そもそも旗がなくなっていることの方が多い。
指定されたコースは東京大学の構内を横切っていた。
重厚的に古い建物が多いこともあって、あまり開放的な雰囲気ではないが、構内は気軽に入れる雰囲気だ。きちんと許可を取ったのかよくわからない写真撮影などが行われていた。会話から中国人のようだ。
赤門脇にあったコミュニケーションセンターでは、絵はがきのようなものから、東大の研究成果を生かしたオリジナル商品まで“東大土産”が多数売られていた。
上の真ん中の写真は、コミュニケーションセンターにあった、レゴブロックで作られた安田講堂。
安田講堂のすぐ脇には、ローソンが。以前テレビでやっていたが、このローソンも実験の対象なのだという。
小柴ホールという建物を見つけて、ちょっと入ってみる。小柴…もちろん、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏を記念して作られたのだろう。入口には、宇宙ニュートリノ検出のための、スーパーカミオカンデで使用されている光電子増倍管が置かれていた。ダミーとの比較。
東京大学をあとにして、不忍池に向かう。
不忍池をはじめとして、上野公園は、桜の季節ともなれば、連日花見客で大変賑わうところ。
今日は、咲いている桜はわずかで、かなり寒いから花見をしている人も少ないだろう…と思ったら、大間違い。こんな寒空の下、ほとんど咲いていない花見を敢行している人がかなりいた。
ちなみに、左の写真は地図で見ると、矢印のあたりだ。
続いて、湯島天神(湯島天満宮)へ。
毎年このくらいの時期に来て、一番気になるのが絵馬コーナー?である。絵馬を掛ける場所は、絵馬が鈴なり状態・・・。そこに、お知らせの紙が掲げられていた。4月になるとお焚き上げを行うから、ここには欠けないように…とのこと。おじゃことも話したのだが、もし間違ってここに掛けてしまったら、どうなるか?神様に願い事を聞いてもらう前に、燃やされてしまったら…
最後に寄ったのが霊雲寺(れいうんじ)。1691年(元禄4年)から続く由緒ある寺だ。
駅からハイキング参加者と思われる人たちが、空き地で昼食をとっている。そこになにやら看板が倒れてる。首を横に寝せて見てみると…
こんな状態じゃ、いつまで経っても、鐘楼は建たないだろうなぁ…