2599 WBCで気になった2つのこと

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昨日の、ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝戦。劇的な幕切れで、日本が再び世界一になった。なかなかいい戦いをしているということは、インターネットのニュースで知っていたが、勤務中、さすがにじっくりチェックするわけにもいかず、ましてやリアルタイムで試合を観戦することなんてできないから、あとからその激闘を知ることになった。

新橋駅前の古本市では… WBC世界一を祝う言葉が…

具体的な試合内容については割愛するが、WBCにおいて、昨日までに2つのことが気になったので記しておく。

まず、そもそも、このワールドベースボールクラシック(World Baseball Classic)の大会名。具体的に、どういったところが、クラシックなんだろう?と気になった。

クラシックという言葉は「古めかしい」とか「古典的な」といった感覚で使われることが多い。WBCが始まったのは3年前の2006年だから、それで古典的っていうも変だろう?と思ったわけだ。で、あらためて、Classic
という言葉を辞書で調べてみると、「権威ある」とか「由緒ある」という意味があるらしい。WBCで使われているClassicは、こちらの意味なのだろう。

ニュースで、ビールかけならぬ、シャンパンかけのシーンを見た。

気になったのは、原監督の乾杯の音頭を取ったときの掛け声だ。こういう言葉って、その場で考えるんだろうか? それとも事前に何を喋ろうか考えてるのだろうか?なんのヒネリもなくそのままだったら…

「よく頑張った!乾杯!」

といった感じだろうか? それじゃあ、なんだかつまんない。

「感動した!」

これじゃかつての総理大臣だ。

やっぱり、原監督が言ったこの掛け声が一番しっくりくる。

「お前さんたちは、すごい侍になった!」

「キミたち」ではなく、「お前さんたち」と言ったところに、原監督らしさというか人間味というかが垣間見えるような気がした。おつかれさまでした。

Posted by ろん