2497 東京タワーフォトヒストリー展
誕生日特典で訪れた東京タワーの大展望台をしばらく堪能したあと、下の「フットタウン」に降りてきた。
「フットタウン」とは、東京タワー直下のビルのことだ。以前はそんな呼び方はしてなかったと思うが、なかなかわかりやすくていい。
フットタウンでは、開業50周年を記念した「東京タワーフォトヒストリー展」をやっていた。
“塔好き”の僕にはたまらない企画だった。東京タワーができるまでの歴史をさまざまな写真や実物で紹介している。中でも興味深かったのは、いまの東京タワーが完成する前の写真や資料だった。
最初からいまの形の東京タワーができたわけではなく、当然さまざまな検討を重ねている。
右の写真は、いくつか提案された東京タワーのイメージパースのうち、決定されたものだ。当然いまの東京タワーの形に近いが、特別展望台やさまざまなアンテナが付いてないので、微妙に違うイメージがする。
そのほかのイメージパースは、いまの東京タワーとは似てもにつかないものだった。
いまの形に見慣れているだけだとは思うが、違和感ありあり。
さらに、東京タワーができる前の敷地の様子も写真で紹介されていた。
なんにもない野原といった感じで、いまの東京タワーからは想像もつかない雰囲気にびっくり。
いま、東京に新しい電波塔である「東京スカイツリー」が、3年後の2011年12月を目標に建設中だ。
新しいタワーも、完成して50年くらい経ったら、今日のような“変化”を感じるたろうか?