2494 首都高タンクローリー炎上事故で思うこと

物思いに耽る(雑感)

先日、首都高速5号池袋線でタンクローリー車が横転し積み荷のガソリンと軽油が炎上するという事故があった

このニュースはラジオで聞いたのが最初で「首都高速の事故による炎上で、道路が“崩落”した」と言っていた上に、しかも事故現場は比較的よく知っている場所だったから、かなりビックリした。

実際は崩落というほどではなかったものの、道路が激しく損傷してしまったため、通行止めとなり復旧までに数ヶ月かかるかもしれないらしい。

月曜日は朝からヘリコプターが旋回してうるさかったし、事故のあった翌日月曜日からは、普段交通量は多くても渋滞するほどではない道路は毎日大渋滞となってしまった。


ホバリングしてたヘリコプター

毎晩渋滞してる

その後の調べで速度制限を越えて走行していたために、カーブを曲がりきれなかった可能性があるとのことがわかった。

大量のガソリンや軽油を失ってしまったばかりでなく、損傷した道路の復旧作業、通行止めによる首都高速会社の売り上げの損失、周辺に迂回する人たちの時間や燃料の損失など、計算し尽くせないほどの莫大な損失が毎日発生している。

運転手は大けがを負ってしまったらしいが、いまどんな思いをしているのだろう。まさか自分の運転する車が横転してこれほどの大事故を起こしてしまうとは思ってもみなかっただろう。

この運転手が特別なはずはない。おそらくたまたま事故が起きなかっただけで、事故が起きる可能性はあったはずだ。

いつも思うことだが、この世はギリギリのところでバランスが保たれているのかもしれない。

Posted by ろん