2481 終末思想
モノの値段が上がり続けている。
原油高騰の原因は投機的要素が強いというが、中国をはじめ発展途上国などの需要は大きくなることはあっても減ることはないだろう。穀物類にしても同じで、増えることがあっても減ることはない。つまり、需要が増大し供給を上回ればモノの値段は上がる。資本主義社会の鉄則。
値段が下がる理由が見つからない。
もっとも、いまモノの値段が上がり続けているとはいっても、新聞やテレビなどの報道を見ても暴動のようなことが起きているといったこともないし、周囲を見回しても、まだまだ何とか大丈夫という感じはする。
しかし、このままどんどん挙がり続けていったら、間違いなくどうしようもなくなってくるはず。いや、実はもうどうしようもなくなっている人もいるのかもしれない。そういう人は声を上げようにも上げられずにいるのかもしれない。
ふと、もしかして…と思う。
人類の終末って…
第三次世界大戦でも、1999年の“恐怖の大王”でもなく、地球環境の破壊でもなく、まさに、今のこの状況が人類を滅亡に向かわせるきっかけなんじゃないかという気がしてきた。
じゃあどうしたらいい?このまま現実を受け入れることしかできないのだろうか?