2478 相模嵐山登山

旅行・見学・イベント

ここ最近、いろいろ出掛けているのは、とある目標があってのことだが、それがなんなのかは、まだ秘密(…って、別に秘密にするほどでもないのだけれど、なんとなく秘密)

今日は相模嵐山(北相嵐山)という標高405.9mを登る。

新宿駅8時14分発のホリデー快速河口湖1号に乗る。この列車の行き先は先日行った河口湖駅だが、今回の目的地は、湖は湖でもそのずーっと手前の相模湖駅。

1時間弱で相模湖駅に着く。

まず駅近くのコンビニで昼食を調達することに。あらかじめコンビニの存在を確認しておいた周到さはさすがだったが、駅からの距離を見誤った。コンビニのある方向に歩いていったものの、いつまでたっても目的のコンビニが見つからずちょっと不安だった。結局は、その後すぐに見つかるのだが、無駄な不安を感じないためにも、距離くらいきちんと把握しておくべきだった。


相模湖

これから登る“相模嵐山”

登山口は、相模湖を見ながら15分から20分程度で着く。今回のコースは、おじゃこがインターネットで見つけた。地図もないし写真はあまり多くないが解説がわかりやすく、登山口入口はすぐにわかった。でも、あまり目立つような感じではなく、ここまでたどり着くような看板は一切ないため、一般にはわかりにくい。

早速登山開始。登山といっても、山頂までは30分程度の道のり。一気に山頂に向かうため傾斜は急だ。メジャーなコースではないせいか、登山道は細く険しい感じのところもあった。うっそうとした森の中を進んでいく。

人通りがないためだろうか、大きなカエルや、ヘビが次々と出没する。

ヘビは行く手を阻むようにこちらをじっと見て、尻尾を地面に軽く叩きつけて、カサカサと不気味な音を立てていた。しばらく見合ったあと、サササッとこちらに向かってきたが、あっという間に藪の中に消えていった。どんな種類のヘビだろう…とあとから調べてみたら…

危険を感じると尾を寝かせた状態で細かく振るわせ、地面などを叩いて音を出して威嚇する。

とWikipediaに書かれていた項目は、ニホンマムシ(!)だった。

案内によれば山頂までの所要時間は30分程度となっていたが、ゆっくりと写真を撮りながら登ってきたこともあって、40分ちょっとくらいかかって山頂に到着。木々の間から、相模湖がよく見えた。


かなり珍しく僕が写っている

嵐山山頂からの眺め

ほんの少し休憩して、ふたたび歩き始める。

ここからは、さがみ湖ピクニックランドに向かって、ちょっとずつ下に降りていく感じになる。いま登ってきた距離と比べて、はるかに距離は長く、降りるだけではなく、一部登っていくところもある。山の尾根筋を通りながら、谷に下っていくと、うっそうとした森に入る。

小さな沢には木橋が架かり、ちょっとした冒険感が味わえる。

先日、青木ヶ原樹海で見たばかりの、ギンリュウソウにドキッとしながら、ジャングルのような場所を抜ける。

すると、今度は見渡す限りの“竹地帯”に出てきた。たいした距離ではないのに、次々と植生が変わっていくのは面白い。

森のいたるところで、いろんな種類のきのこが出迎えてくれる。

車やバイクの音がにぎやかに聞こえてくると、そこは、さがみ湖ピクニックランドの駐車場が見えてきた。その先に向かっても、これといって何があるわけではないので、見晴らしのいい、ここで昼食をとり、いま歩いてきた山道を戻ることにした。


遠くに相模湖が見えるここで折り返し

行きも帰りもだいたい2時間程度。誰でも気軽に…という感じではないけれど、山を歩くことが苦にならず、自然を満喫したいという人だったら、十分楽しめるコースだ。

Posted by ろん