2463 こんな広告ありえない

ビジネス・経済

gooの路線検索は、他の類似サービスと比べて便利でよく使っている。優先して検索する地域を指定できるので、十条駅を調べても、Yahooのように、一番最初に十条(京都市営)なんて選択肢は出てこないし、検索結果を見てから、10分前の場合とか、30分後の場合の検索が、1クリックでできてしまう。

しかし、このけれどgooの路線検索で、どうしても気に入らない部分がある。それはこのサービスで表示される広告だ。

本当は載せたくない
(縮小・ぼかし)

「毛穴顔ありえない」と書かれたスキンケア用品の広告で、鼻の毛穴をアップにした写真が載っている。gooの路線検索では、なぜかこの広告が必ず最初に現れるのだ。

見るたびにとても"下品"に見えて、気分が悪くなってくる気がする。まさにこの広告の存在自体が「ありえない」と言いたくなる。

実際、広告主側が、この広告をそう見られることを狙っているのであれば大成功であるが、果たしてこれでいいのだろうか?

商品を知らしめることは、広告の大事な目的のひとつだと思うが、不快なイメージとともに知らしめることは、決していいとは思えない。

ちなみに、この広告主である「DHC」は、いまでこそ化粧品メーカーとして有名だが、そもそもDHCとは「大学翻訳センター」のローマ字表記の頭文字が由来で翻訳が創業時の事業であり、いまでも同社の主力事業であり続けているらしい。

化粧品メーカーとしては、他の同業他社と比べたら、かなり後発に属すると思われるが、高品質、低価格の化粧品をコンビニエンスストアでのみで販売する手法に代表されるように、独特な販売戦略は一目に値する。

でも、インターネット上の広告はいただけない。

一時は、この広告のせいで、gooの路線検索のサービスも使うのを止めようかと思っていたら、つい先日からDHCの広告が出なくなった。

万歳!

Posted by ろん