2448 建物探訪 日本橋高島屋

建築・都市

おとといから3日間「open! architecture 建築のまち・東京を開放する」と銘打って、東京都心の二十数カ所の建築物を公開して、建築物の魅力にふれてもらおうというイベントが開かれた。

公開された建物のうち、今回は日本橋にある百貨店、高島屋を案内してもらうツアーに参加。

いまでも百貨店として使われているこの建物は、1933年当時の建築技術の粋を集め、日本生命館として建てられた。

ツアーは、1日3回、1回の見学は10人という定員だったが、自分たちが参加する11時からの回は5人しかいなかった。高島屋のコンシェルジュの方が案内で、まずは建物の周囲を見て回った。

外観は、建築当時のそのままの正面部分と1952年(昭和27年)に増改築された部分とに分けられる。あちこちに工夫が凝らされていることがよくわかる。

この建物は何度も見ているが、説明を聞くと、さまざまな発見が目白押しだった。

広々とした店内にイタリアから輸入された大理石の柱は圧巻。大理石には、たくさんの化石が含まれていて、あちこちにアンモナイトを見つけることができる。

化石の大きさはさまざま、とにかく至るところにある

屋上はまさに“庭園”といった感じで、今日のような天気のいい日は、こんなところでのんびりと過ごしてみるのもよさそう。

写真右の屋上構造物の形は、ある動物にちなんでいるのだそう

詳しくはのちほどまとめるつもりなので、そのときに。

なお「open! architecture」は、来年以降も開催されるとのことなので、またぜひ参加したい。

Posted by ろん