2433 判決に思う

社会・政治・事件

先日、光市母子殺害事件で広島高等裁判所は死刑判決を言い渡した。

事件の残虐性もさることながら、犯人が事件未成年であったということもあって、さまざまな意見があるようだ。ただ、そのほとんどは、今回の判決が“妥当”であるいうことに賛同するものだった。そして、こういった多数を占める意見から“はみ出るような意見”は、とても目立つ

こういった特別な意見を持つ人は、ごく一部とはいえ「ほんといろいろな人がいるんだなぁ」と人間の思考の多様性?を垣間見る思いがする。

また、今回の裁判では、「そこまでやるか?」という弁護団の驚くような言動も注目を集めた。

事件の内容や遺族のことを思えば、みんなだいたい同じような考えを持ち、だいたい結論も見えてくるような気がするが、必ずしもそうではないのだ。

もうすぐはじまる裁判員制度では、こうした事件も一般の市民も参加することになるわけで、ひとりひとりが自分なりの意見を持つ必要が出てくる。ちなみに、もし僕が裁判員であったしても、やはり判決と同じ判断を下すと思う。

Posted by ろん