2432 丁寧な仕事
所属する部署のキックオフが開かれた。
ひととおり各部署の方針が示されたあと、個人で1分間程度の発表をすることになった。それは、プレゼン資料を事前に用意するという堅苦しいものではなく、2008年度に向けてのひとことといった感じのものだった。
1分間で何か話すというのは結構難しい。とりあえず、先日もここで書いたようなことを話す。そして、いろいろ考えているうちに、少しずつ自分の考えがまとまっていくのに気付いた。
地に足が着かないような慌ただしい毎日を送っているせいで、1日があっという間に過ぎていく。そしてその1日を振り返って自問する、その日1日やった仕事は、はたして自分で納得できる成果が上げられただろうか? 漫然とこなしてしまったり、雑に済ませてしまってはいないか?と。
残念ながら、その答えは決してよいものではないことはわかっている。だから、このままでいいという気はしない。でも、なんとかしたいけど、現状を変えるということ簡単ではない。
そこで、ふと思いついた言葉が「丁寧な仕事」というものだった。
まず、より多く仕事をこなすことよりも、あえてじっくりと丁寧にこなしてみれば、仕事に対する見方や進め方も変わるだろう。そうすれば振り返ってみたとき、多少は納得できる成果を上げられるような気がするのだ。
もちろんこれは正解かどうかもわからないが、試してみる価値はありそうだ。しばらくは意識していきたいと思う。