2419 大変かどうかは自分が決める

物思いに耽る(雑感)

先日ある人と話をしたとき、僕はこんなことを言った。

「大変かどうかは自分が決めること」

会話した相手は、今後仕事が増えてこれから相当大変になるかもしれないと気落ちしていた。この言葉は、それに対する僕の思いだった。

いま異動の季節。仕事内容が大きく変わる人もいれば、いままで取り組んできた仕事がさらに増えてくることもある。そのために、仕事を余計に背負い込んだり、たいした量でもないのに、慣れないために苦労することも多くなるだろう。そのために、周囲と比べてうまく仕事をこなすことのできない自分がもどかしく感じることもあるだろう。

でも、もし大変だなと思ったら、それは本当に大変なのだ。

もちろん周囲も大変かもしれない。けれど周囲は周囲。自分は自分。周囲からどう思われようと関係ない。
なぜなら、食べ物や趣味の「好き」とか「嫌い」とかと同じように、「大変さ」も人によって感覚が違うのは当然のはずだからだ。でも、とかく仕事においては、そうした感覚を押し殺して、できるだけ周囲に合わせようとしがちだ。

もちろん、自分でも「まだ頑張れる」と思えば、ちょっと頑張ればいいと思う。けれど、その頑張る指標や目標は、自分自身が考えるのであって、決して周囲と比較してはいけないと思う。そもそも「大変さ」個人の感覚の違いなのだから、比較すること自体が間違っている。

話しているの同時に、自分に言い聞かせてる。

Posted by ろん