2413 鞄の中のワンダーランド
そんなに大きくない鞄のなかで、モノが行方不明になることがある。間違いなく入れたモノなのに消えてしまうのだ。ミステリーかワンダーランドか。しまいには、きちんとそのモノを入れたはずの自分を疑ってみる。…最後はちゃんと鞄の中から見つかるのだ。
それは、前々から書いているように、片づけがきちんとできていないからだ。以前に比べたらだいぶ改善されたものの、余計なモノまで入っているためでもある。10個の中から探し出すより、20個の中から探し出す方が時間がかかるに決まってる。ときには、鞄に入れてから使われたことのないモノが入っていたこともあった。
それにしても、何のために余計なモノまで持ち歩くのか?
少なくとも、これに関していえば、“思い出”とか“もったいない”とかの精神ではないだろう。たぶん「もし持っていないためにできなくなること」があったときを恐れているのだと思う。
- この書類を持っていないせいで…
- もし本を持っていかなかったばっかりに…
よく考えてみれば、「持っていないこと」が原因で、それほど深刻な問題が発生するわけもなく、なんらかの代替手段があることの方が多いのだ。むしろ「持っていること」の弊害の方が多いような気がしてきた。いまさらながら。
性格の影響だから、すぐに改善されるとは思えないけど、気をつけたいと思う。