2409 満開の桜を見ながら…

物思いに耽る(雑感)

今日で2007年度はおしまい。明日から新しい年度が始まる。

卒業や就職、異動、退職など、出会いや別れがもっとも多い時期だ。異動で新しく仲間になる人もいる一方で、これまで一緒に仕事してきた人がいなくなることもある。ほとんど挨拶らしい挨拶もなく、会わなくなることもある。

現実の世界と密接な関係にあるインターネットの世界でもそれは同じで、現実世界に引きずられるように、サイトやブログの更新にも変化が出てくる。見慣れたサイト(ブログ)が、何の予告もなく、突然アクセスできなくなってしまうことがときどきある。特にそのサイト管理者の方と、コメントを通じた会話をさせてもらっていところだったりすると、そのショックは小さくない。サイトやブログ管理者の生活が大きく変わるためだろう。

現実の世界であっても、インターネットの仮想世界であっても同じだ。

2,3日前?くらいに満開となった桜が、少しずつ散り始めている。そんな桜を見ると、なんだかもの悲しい。

咲くのが”始まり”だとしたら、散るというのは”終わり”を意味するような気がするからだ。でも、考えてみたら、桜にとっては、花を咲かせることが目的ではないのだ。新しい葉を茂らせる”始まり”なのだ。”始まり”も”終わり”も、見方によって全然違うのかもしれない。”別れ”は”始まり”かもしれないし、”出会い”だって”別れ”の始まりかもしれない。

もの悲しさって、厳しいことをいえば、慣れた環境への執着とも考えられる。

満開の桜を見ながら、いろいろ悩む。

Posted by ろん