2402 宇宙人

科学

台場の日本科学未来館で、いま「エイリアン展」というものをやっているらしい。日本科学未来館の最寄り駅へとつながる、新交通ゆりかもめの新橋駅では、その改札口に横断幕が張られていた。

そこに描かれていたエイリアン…宇宙人が、妙にリアルで気味が悪いのだ。その表情はいかにも宇宙人といった感じだ。これが一般的な宇宙人の姿だろう。考えてみれば、宇宙人はどういうわけか怖いものと相場が決まっている。誰ひとりとして、宇宙人を見た人はいないはずなのに。


こわいよぅ

未知なる相手に恐れを抱くのは当然のことかもしれないが、それにしても、宇宙人像はいつまでたっても、画一的で代わり映えがしない。1982年に公開された映画「E.T.」のように、宇宙人と心を通わすような物語が、世界中で人気を呼んだことがあるというのに、宇宙人といえばやはり、“血の通っていないような”生命体であることが多い。

宇宙はとてつもなく広いのだ。きっと見た目も地球人とそんなに変わらず、親切で優しい宇宙人がいるに違いない。それは、もしかすると、すぐ隣に。

Posted by ろん