2252 参院でクールビズ廃止提案

社会・政治・事件

ここ最近、国会に関するニュースに接するたびに、国会議員に対して失望を覚えることは少なくないが、今日見たこのニュースも、やはり同じような思いをしてしまった。

民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は9日の理事会で、「(参院では)次の国会から『クールビズ』の申し合わせを廃棄したい」と述べ、次期臨時国会から本会議、委員会でのネクタイ着用を義務づけることを提案した。

確かに、クールビズが節電の効果があまり出ていないという内閣府の調査結果が発表されたばかりで、クールビズよりも、よりもっと効果的な対策を考えるために…というのであれば、まだ理解できる。しかし、その実際は…

西岡氏は理由について、「制服を着た国会参観の子どもがいる中で、大人がリラックスした格好でよいのか」などと述べた。

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こういう人が国会議員で良いのだろうかと、本気で心配になってくる。なんのためのクールビズなのかをまったく理解していないということを露呈してしまった。

制服を着た国会参観の子どもたちに対して、国会議員たちが、どうしてリラックスをした格好でいるのか?という理由を、なぜ説明しようとしないのだろうか? そこでクールビズの理念を子供たちに説明することこそが、役目なのではないだろうか?

さらには、民主党の存在感をアピールしたいだけなんじゃないの?と穿った見方もしたくなる。

Posted by ろん