2231 たくましさ
今朝、エレベータに乗っていたら、一匹のハエが一緒に乗り込んで、別のフロアで出て行った。
エレベータであれば、単純に垂直に移動するだけだから、ハエにとってなんの問題もないだろうが、これが車や列車、飛行機だったら…場所によっては、きっと降りた先でびっくりするはずだ。
もし、遠く離れた海外で、気候がまるっきり違うところに連れて行かれたら、生きながらえるのは大変だろうが、ある程度の許容範囲内であれば、生きていけるだろう。
エサにありつくためには、ハエの本能の赴くまま行動すればいいのだろうけど、不自由はなどはないのだろうか? まぁハエだから、誰かと会話することはないから、困ることはないのかな? ハエじゃなくて、ハチだったら、ハチ同士で会話をするって聞いたことがあるが、この場合はどうだろう? やはり通じないような気がする。方言みたいなものもあるんじゃないだろうか?
ハエにしても、ハチにしても、環境さえ良ければ、たぶん生きていけるだろう。実際、“帰化動物”として問題になるくらいだから、新天地で生きていくことは、決して珍しいことではないのかもしれない。こういうところに、生物のたくましさみたいなものを感じる。
さて僕は…?
決してたくましくはないけど、なんとか頑張って生きようと思います。