2216 神楽坂を歩く

旅行・見学・イベント

東京・神楽坂といえば、独特の江戸情緒が残る街並みや路地が有名で、東京のど真ん中に位置していながら、喧噪とは無縁の佇まいが印象的な街だ。

そんな神楽坂に、特にこれといったあてもなく行ってきた。

同じように街を歩いている人たちも少なくなかった。ちょっとした迷路のような錯覚を覚える路地に、ちょいとイケてそうな食べ物屋さんが点在している。看板や建物は、街になじんで目立たないのに、なぜか不思議と自己主張している感じがするから不思議だ。

途中で見かけた「和可菜」は、作家や脚本家たちの御用達の旅館らしい。神楽坂らしい石畳の小道に面していて、すごく良い雰囲気だった。

しばらく、神楽坂付近を歩く中で、気になったのは、至るところにマンションが立てられていたということだった。おそらく、こうしたマンションが売られる際には、神楽坂の雰囲気良さを“売り”にしているのだろうが、マンション自らの存在が、逆にそうした神楽坂の良さを壊していることに、マンションを造る側も気付くべきだろう…なんて、偉そうなことを言ってみる。

今日土曜日は、天気予報ではずっと雨ということになっていたが、朝から夏を思わせる暑さで、ちょっとくたびれてしまった。

Posted by ろん