2210 誰も歩いていない歩道にて
誰も歩いていない歩道。
そして、そこにある点字ブロック(誘導ブロック)。
目が不自由な方は、このブロックを頼りに歩いているのだから、向こうから人が来ない限り、この上を歩けば安全に歩くことができるはず。
ということで?、ときどき目をつぶって、歩いてみることがある。
これがわずかな距離であっても、すごく怖いのだ。
人は来ないし、ブロックの上を歩けば、決して壁などにぶつかることもない。それなのに、歩いているうちに、どんどん不安になってくる。
当然慣れてないから怖いのだとは思うけど、見えていることのありがたさを実感せずにはいられない。