2208 たとえて言うならば…

物思いに耽る(雑感)


菓子屋横丁

久しぶりに実家のある川越の街を歩いた。

川越といえば、蔵造りの街並みが有名で、最近は全国から観光客を集めている。

蔵作りの街並みは、主に明治時代に造られた建物だから、減ることはあっても増えてる…わけがない。つまり主な観光資源そのものは以前と大きく変わるはずはない。


川越まつり会館内の山車

蔵造りの街並み、菓子屋横丁だって以前からあるし、時の鐘も変わってない。

でも、それらの観光資源を生かしながら、ちょっとずつ“観光地化”が進んでいった。

主な通り沿いの電線を地下化することで電柱をなくし、歩きやすいように歩道を整備。蔵造りの街並みを保存するよう「伝統的建造物群保存地区制度」を制定して建築規制をかけたり、10月のお祭りを再現した資料館が作られたり…と、少しずつ“観光地”になるための素地が整えられてきた。


お馴染み、時の鐘

自分の知っている川越は、ずいぶんと違った雰囲気になった。

なんて言ったらいいんだろう。地味であまり印象のなかった同級生の女の子が、しばらく見ないうちに、すっかり綺麗になってしまった…というか…。

Posted by ろん