2179 無人コンビニ

ビジネス・経済

会社のビルのあるフロアにam/pmがある…と聞いて、にわかに信じられなかった。1階のエントランスのような大勢の人たちが出入りできるような場所ならいざ知らず、社内の関係者しか入れないような場所にコンビニなんて…と思ったら、なんてことはない、大きな自動販売機が2台あるだけのことだった。

でも、この自動販売機、売っている商品が、普通の自動販売機のような飲み物ばかりではなく、スナック類や菓子パン、おにぎり、サンドイッチといったちょっとした昼食や夜食に代用できそうな食べ物まで結構種類は豊富だった。

確かに自動販売機にはam/pmのロゴが貼られていたし、それなりにいろいろな商品を扱っているという点で、それなりに“コンビニ”であることには違いない。

そして、今日こんなニュース。

無人コンビニ オフィス需要狙い年内に倍増 am・pm

 都市部を中心に展開している中堅コンビニエンスストアのエーエム・ピーエム・ジャパンは8日、おにぎりや弁当などを自動販売機で扱う「無人コンビニ」を年内に350カ所以上に拡大し、06年末の約170カ所から倍増させる方針を明らかにした。都心の再開発ブームで利用拡大が見込めるオフィスへの設置を増やし「コンビニまで行くのが面倒」と感じるサラリーマンらの取り込みを図る。Yahoo!ニュース/毎日新聞

 記事によれば、商品を補充などは定期的に業者が巡回し、消費・賞味期限が近づいた商品は販売を自動停止する仕組みになっているという。

  • 品揃えがそれなりにあって…
  • 商品の補充はできないまでも賞味期限の管理はしっかりしていて…
  • 24時間オープンしていて…
  • 万引きはないし…
  • 強盗で店員の命に関わるようなこともない(ただし自販機ごと持って行かれないようにして)

こうなると人のいる普通のコンビニってどうなっていくんだろう…と思った。人はいらないじゃん。

いろいろ考えみるけど、どうしても人がいなければならない理由が思いつかないのだ。当たり前のような、今のコンビニの姿も、これから変わってくかもしれない。

Posted by ろん