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世界のトップランナーと一般市民が都心を走る我が国初のマラソン「東京マラソン」が、今日開催された。日頃見慣れている景色とはいえ、普段は知ることのできない車道を、堂々と走ることができるって、とても楽しいだろう。テレビで見る側にとっても、なんだかとても新鮮に見えた。
午前中は久しぶりのひどい雨で、ランナーたちにとっても大変だろうなと思いつつ、テレビで観戦した。
この東京マラソンの特別協賛社のひとつが「東京メトロ」だった。テレビではかなりの東京メトロのCMが流れていて、同社が提供する「東京ドットネット」というサイトのURLも出ていた。tokyoのoの部分を地下鉄8路線のラインカラーとなっていて、よく考えられている。
でも、ふと思った。
oの数が何個かわからなかったら、うまくページが表示されないのではないか?
ということで、試してみることにした。すると、なかなか面白い結果が出た。
"o"の数 | ドメイン | 結果 |
1 | http://www.tokyo.net/ | × ドメイン販売サイト? |
2 | http://www.tokyoo.net/ | ○ リダイレクト |
3~7 | (省略) | ○ リダイレクト |
8 | http://www.tokyoooooooo.net/ | ◎ 本当のドメイン |
9 | http://www.tokyooooooooo.net/ | ○ リダイレクト |
10 | http://www.tokyoooooooooo.net/ | ○ リダイレクト |
11 | http://www.tokyooooooooooo.net/ | × なぜかWikipediaへ |
12 | http://www.tokyoooooooooooo.net/ | △ リダイレクトしない |
13 | http://www.tokyooooooooooooo.net/ | ○ リダイレクト |
14 | http://www.tokyoooooooooooooo.net/ | × ドメイン登録なし |
15~ | (以下省略) | (以下ドメイン登録なし) |
さすがに、そのものズバリの「tokyo.net」だと、外国の企業で先に、取られてしまっていたようだが、それ以外については、基本的"o"の数を問わず、きちんと東京ドットネットのサイトにリダイレクトされる。リダイレクトというのは、入力したURLから別のURLに飛ばすことで、URLを入れる欄は、飛ばされた後(遷移後)のURLになっている。
そしてかなり妙なことになっていたのは、"o"の数が11この場合。なぜかWikipediaの「帝都高速度交通営団」に遷移するのだ。これは東京メトロの前身の組織で、無関係ではないが、なぜこのような遷移をするように設定されているのかが謎。
また"o"の数が12個の場合、なぜかリダイレクトせず、"o"の数が12個のまま、東京ドットネットのサイトが開く。
余計な"o"の数を入れても、きちんとサイトを表示するが、さすがに14個以上になるとページが正しい表示できなくなる。でも、なぜ13個までか? 悩みは尽きない。