2097 東京ミッドタウン

建築・都市, 物思いに耽る(雑感)

仕事で訪れた六本木ヒルズに続けて「東京ミッドタウン」にも寄ってきた。

先日オープンしたばかりの国立新美術館は、ここのすぐウラにあると思っていたが、どうやら全然違うところにあるようだ。どおりで見あたらないわけだ。

同じ敷地内にあると勝手に思いこんでいた国立新美術館がオープンしたことで、この東京ミッドタウンも、ほとんど完成しているものと思いこんでいたが、まだまだ工事中だった。

街開きは3月30日ということで、まさに工事は急ピッチで進められているようだ。こんな工事中のこの風景も、いずれ過去のものになると思うと、きちんと写真を撮りたくなってくる。

ミッドタウンっていうのは、ニューヨークの地名なのかと思ったら、特定の地域を指し示す言葉ではなくて、「山の手と下町の中間地域。住宅地区と商業地区の中間地区」のことをいうらしい。

でも、そのミッドタウンはいいとしても、この単語の前に、“東京”ってつけてしまった点は、ちょっと安易なネーミングだったような気がしてしまう。なんて言ったらいいんだろう…千葉県や埼玉県に所在しているのに「東京○○…」と名付けてしまうような、妙な背伸びというか、その土地に帰属しようという意識(アイデンティティ?)が、さらさらないというか。

これほど大規模な再開発なのに、その土地の地名が入っていないのは珍しい。 ふつう、ふと思いつくだけでも…六本木ヒルズ、恵比寿ガーデンプレイス、汐留シオサイト(あんまり言わないけど)、晴海トリトンスクエア …などなど、当然ながらその土地の名前が入って、場所がある程度特定できるが、東京ミッドタウンにはそれがない。

もともとあまり意識していなかったのか?あえてなくしたのか? そんなところから、これまでとはちょっと違った印象を持ったのかもしれない。ま、いずれにしても、街開きを待つことにしよう。

Posted by ろん