2096 路線名決定

定点観察

池袋から新宿三丁目を経由して渋谷に至る地下鉄が、来年6月の開業を目指して建設中。池袋は、以前から身近な街だし、新宿や渋谷も頻度は多くないものの、行くことは少なくないので、これらの街を通り抜ける地下鉄の誕生は、いまからとても楽しみだ。

その路線は、長らく仮称で「地下鉄13号線」と呼ばれ、どんな名前になるのか気になってていた。

以前どこかで、新しい路線名に「地名は使えない」と聞いたことがある。確かに、沿線は東京でも屈指の繁華街ばかりだから地名は無理だっただろう。「渋谷線」なんていったら、じゃあ池袋や新宿はどうなるんだ?ってことになるし、そもそも「池袋線」とか「新宿線」なんてのはすでにあるし、池袋新宿渋谷線なんて銀行の合併した名前みたいだし…。

で、一番あり得そうだなと思ったのは、掘られたトンネルの大部分が、明治通りの下を通っているので、「明治通り線」みたいな感じになるかな…と思っていた。

そんな地下鉄13号線の路線名は、長らく仮称「13号線」と呼ばれ、どんな名前になるのか気になってていたが、「副都心線」と決まったというニュースを見た。ちょっと堅い感じのする名前だが、ある意味無難な決定だと思うが、ちょっと読みにくい気がする。慣れるかな?

読みにくい…と言えば、もうすぐ開業する、日暮里と舎人(”とねり”って読みます)を結ぶ新交通システムの名前が、先日「日暮里・舎人ライナー」と決まったとのこと。これまたかなり無難でヒネリはなく、そしてかなり読みにくいというか、口にしづらい。日常会話ではあまりこうは呼ばれないような気がする。日暮里から出てる”アレ”とか”モノレールみたいの”といった感じになってしまうんじゃないかな?

Posted by ろん