2060 しかけ絵本の世界展

旅行・見学・イベント,芸術・デザイン

ボーナスも出て、12月のも半ばを過ぎ、いよいよ“年末モード”に差し掛かろうとするこの時期はどこに行っても、かなりの人出でごった返している。

そんな今日、池袋の西武百貨店に行ってきた。先日、「ロバート・サブダ しかけ絵本の世界展」という展覧会の招待券をいただいたので、見に行くことにした。

ここ最近の、しかけ絵本は、とても精巧で凝った作品が多くなっているが、意外と、こうしたしかけ絵本をメインにした展覧会というものはなかったような気がする。

ロバート・サブダは、しかけ絵本界(?)では、かなり有名な人物らしい。

複雑な立体が、折りたたまれた本の中に、綺麗に収まってしまう点も、しかけ絵本の“みどころ”のひとつだと思うが、ロバート・サブダの作品は、どれもダイナミックで、本よりはるかに大きく飛び出すものや、気球が浮いたり、竜巻が文字通り回転したりと、ページの開き方によってリアルに動くものまであって、驚かされる。

しかけ絵本の歴史を紹介するコーナーもあった。言葉で表現しにくいのだけれど、複数枚の絵が10cmほど隙間を空けて重ねて、横の穴からそれらの絵を覗くと、お城の回廊の手前に立っているような風景を見ることができる。飛び出すわけでないが、確かに“しかけ”絵本だ。

おみやげに何か買って帰ろうかと思ったのだけれど、レジのトラブルのせいで長蛇の列になっていたことや、やはり?どれもなかなかいい値段だった…ということもあって諦めた。

Posted by ろん