2059 身体が固い

定点観察

僕は周囲がびっくりするくらい昔から身体が固い。どれくらい固いかというと、立位体前屈の記録がマイナス、背中に回した両手がつなげない。

今でこそ、特に身体が固いことで困ることはあまりないけれど、人間が類人猿から進化したてのころは、身体の固さは生きていく上で致命傷につながったはずだ。

狭い洞窟や隙間に手を伸ばして何かを手に入れたり仕留めるにしても、背中に何か得体の知れない動物がとりついたとき(!?)外そうと手を回すにしても、身体が固ければそれも難しいだろう。ほんとにそんなことがあるかどうかはともかく?少なくとも身体の固いということでのメリットは全くないとは言える。

逆に、かつて人間が類人猿から進化したてのころ必須だった機能が今でも残っているために、むしろ生きにくくなってることってなんだろう?

野生の獲物を仕留めるときの瞬発力…とか?

ふと思ったのが“カッとなる”瞬間というのは、もしかしてそうした瞬発力に通じるものがあるのではないか?…と。かつては必要な能力だったかもしれないが、今となっては、無用の長物となってしまったのかも。

身体が固い人もカッとなりやすい人も共に生きていく世の中。いろいろ大変だと思うけど、仲良く頑張って生きていきましょう…。

Posted by ろん