2028 Table Design展

定点観察

言われてみれば、テーブルが主役の展覧会って、見たことも聞いたこともなかった。テーブルとセットとも言える椅子の方は、椅子についてはさまざまなデザインのものが発表され、展覧会なども開かれることは多々あるのに。そう言えば、先週も椅子が主体の展覧会を見たばかりだし、北欧でも家具におけるデザインの主役は、テーブルではなく椅子だった。

そんな“不遇”のテーブルに対して、大いにスポットライトを当てたのが、今回の展覧会だ。日本インテリアデザイナー協会というところが選んだ150点もの作品が展示されている。まさに「テーブルまつり」

展示されている作品は撮影禁止なので、残念ながら紹介できないけど、さまざまな種類のテーブルが、どんなところで、どんな場面に合うかな…などと、想像しながら見ていくと楽しい。


いい天気だったが寒かった

とても奇抜に見える作品もあるのだけれど、これが作者がどんな意図でデザインしたのか…という解説がなく、それがちょっと残念だった。
また一部を除いて、基本的に触れることが禁止されているため、ちょっと近寄りがたい印象を持ってしまった。大変ではあると思うが、せっかくのこういう機会なのだから、もっと身近に感じられるような工夫が欲しかった。

Table Design展ウエブ魚拓によるキャッシュ
新宿パークタワー 3F、4F、6F
2006年11月9日(木)~12月5日(火)

Posted by ろん