2012 履修漏れ

定点観察

履修漏れが大きな問題になってきた。
これだけ多くの高校で同じような問題が起きているのは、そこにある根本的な原因を追及する必要があるだろうし、今後このあたりの議論がなされていくことだろう。

マスコミに登場する識者からは「大学試験ばかりではなく世界史をきちんと学んでおくことが大事」という意見も聞かれたが、そんな意見を言う人が果たして自分が高校時代に同じような立場だったらどう考えるのだろう。受験勉強そっちのけで“将来のために”世界史を勉強するんだろうか?

履修漏れが問題になる強化があるんだったら、漏れないようにそれらを全部入試の必須科目にしちゃえばいいだけのことだ。

気の毒なのは生徒たち。卒業まで授業が350時間も足りないなんていうケースもあるらしいが、単純に時間を稼げばいいのだうか? 学んだという実績だけでいいものだろうか?

Posted by ろん