1966 言葉の不思議

定点観察

先日、コペンハーゲンに向かう飛行機の中でふと思った。

すごい基本的なことなんだけれど、なんでこんなに、同じ人間なのに使う「言葉」が違うのだろう…。いつの間にやら当たり前のように思っていたけれど、よくよく考えたら、とても奇妙というか不思議なことに思えてくる。

ある程度異なるというのならばまだわかる。
けれど、たとえば英語と日本語のように、発音の仕方、主語や述語といった言葉のごくごく基本的なところまで違ってしまっているのはなぜなんだろう?

これは人間の進化にも関わることなのかもしれないが、最初に言葉を話し始めた人間は、この地球上のどこにいたのだろうか?
仮に、それが一カ所でなくて、世界中のあちこちで、言葉が生まれたのであれば、これはこれで理解できる。言葉の基本的な条件が、地域によって異なるのも当然だろう。

でも、今度は別の謎が生まれる。世界中の離れた場所で、言葉が同時発生する必然性がないのだ。偶然と言うにはかなり無理がある気がする。

ふと思ったことなので、ちゃんと調べればわかることなのかもしれないし、もしかすると、この疑問には大きな視点を欠いているのかもしれない。でも、やっぱり不思議なんだよなぁ…

Posted by ろん