1952 夏らしさを感じる瞬間

定点観察

8月も後半に入ったが、夏らしいというか、かなり蒸し暑い天気が続いている。夏らしさといえば、騒々しいセミの鳴き声と、近所からほんのりと流れてくる蚊取り線香のにおい、そしてめまぐるしく変わる雲…以前も書いたことがあるけれど、これらを感じるたびに夏らしいな…と思う。

先日エアコンで風邪を引いて以来、できる限りエアコンは使わないで寝るようにしているため、窓は毎晩全開。扇風機を使ってなんとか寝られるものの、早朝、窓の近くにセミがとまって、大音量で♪ミンミンやられるのはちょっと困る…けれど、とても夏らしさを感じる。

夏は冬以上ににおいに敏感になる気がする。まぁ好ましくないにおいもあるけれど、夕立直前の独特のにおいとか、花火の火薬のにおいなんてのもとても夏らしい。そんな中、一番においで夏らしいと思うのは、蚊取り線香のにおい。言い換えれば“殺虫剤”のにおいなのに、夏らしくて、朝比較的涼しいときにこのにおいを感じると、なんだか落ち着く。

今日は外に出るたびに、雲の様子がめまぐるしく変わっていた。




夕方

夏は、ほかの季節に比べて、雲の動きが激しく、雲の形もどんどん変化していくので、見ていて飽きない。夕方には、見慣れない虹色の雲なんかも見えた。

もう暑苦しいばかりの毎日だが、夏らしさを見つけられると、なんだか少しだけ気持ちが和らぐ感じがする。

Posted by ろん