1950 親切の押し売り

定点観察

他人に対して、「自分にしてもらって嬉しいこと」をできるだけやるようにしているつもりだ。そして、自分がやって欲しくないことはできるだけやらないようにしている。

でも、そうした思いが通じたことはあまりない。
親切にしようが、心配しようが、気に掛けようが、そうすることはあくまで自分の勝手だ。だから、相手がどう感じていようと、これもその人の勝手なのに、相手がそう感じてくれないと、それはそれでつまらないものだ。
そして、相手にそもそも伝わってないことが、はっきり分かってしまうと、それを伝えたくなってくる。

まさに親切の押し売りだ。

頼みもしないのに、勝手にそんなものを押し売りされても困るっていうものだ。
現実の世界では、自分の気持ちや考えが最後まで伝わらないなんてことばかり。ドラマじゃないんだから、そううまくいくはずはないのだ。

Posted by ろん