1899 エレベータ
エレベータの誤作動によって高校生が死亡した事故は、100%安全…というか危険とは無縁の存在だったエレベータが突然牙を剥いたような…そんな思いがする。
エレベータは法律によってさまざまな安全対策を施すように定められている。たとえば、エレベータを吊すすワイヤーは12mm以上で3本以上、実際に加わる力の10倍まで耐えられるようにできている。また法律は万が一何か問題があったとしても安全装置を働かせることで、決して人に危害を加えないように定めている。
今回のこの事故は…
- ドアが閉まっていない状態であれば、安全装置によって絶対に動くことはないはずだった。
- 動作に問題がないかどうかをチェックする定期点検、法定点検においても、結果的にこれまで問題が見つからなかった。
決して起きるはずのない事故が起きてしまうなんて、何を信じたらいいのだろう…しっかりとした原因究明をしてほしい。
関係ないが、このエレベータ会社は、某アカデミー賞受賞映画のタイトルと同じ名前ということもあって、何か関係があるみたいな話を聞いたことがあったのだが、いろいろ調べてみると関連は見出せなかった。