1628 人の心

定点観察

 人の心はなかなか読めるものではない。おそらく「こうだろうな…」という予想はつくものの、正解にはなかなか至るものではないと思う。仮に、本人に対して正解かどうかを聞いてみたとしても、その瞬間に答えそのものが変わってしまうことだったあるのだ。それほど、人の心は移ろいやすく、わからないものだ。

 そもそも、自分の気持ちすら自分でよくわからないことだってあるのに、どうして他人の気持ちなどがわかるだろうか?(いつも言ってる気がするけど)
 それでも人(自分も含めて)は、できるだけ相手の気持ちをわかろうと、さまざまな努力をする。その努力の過程では、辛い思いをしたり、恥をかいたり、時間ばかり掛かったり…大変な思いをする。そんなとき、人の気持ちが手に取るようにわかったら、どんなにいいだろう…と思うことすらある。相手の気持ちがわかったら、そんな苦労はしなくても済むのだから。

 でも、その一方で、なんでもかんでも、人の心・気持ちがわかってしまったら、それはそれでつまらないんじゃないかという気もしている。あまりにも赤裸々にわかりすぎて、むしろ辛い思いをするかもしれない。涼しい顔していながら、自分に対して毒を吐いていないとも限らない。知らぬが仏って言う言葉だってある。

 すみません。相変わらず考えがまとまらないんですけど、また続きがあったら書いてみます…。

Posted by ろん