1570 クレジットカード

定点観察

 アメリカでクレジットカードの情報が流出する事件が発覚した。その数最大4000万人分!さすがにアメリカだけあって、規模が違う。これだけ膨大な数になってくると、その影響範囲は地球規模となり、VISAやMasterも対応のしようがなくなってくるのではないだろうか?

 日本のカード会員への影響も懸念されていたが、今日になって数万人分が流出したとのニュースがあった。今回の場合、原則としてカード会社側が被害分を負担し、顧客は支払う必要がないとはいうものの、多少の不便やトラブルは避けられないだろう。

 こんなことになってしまうと、個人の力ではどうにもならない。地球の裏でカードが不正利用されているなんて、これもグローバル化の影響なんだろうな。

 これからもこうした事故は防ぐことは難しいだろうし、起き続けるのだろう。となれば、完全な対策を取ること自体難しく、仮に事件に巻き込まれたときのことを考えた方が、むしろ前向きなのかもしれない。見極めることが可能ならば、そうした補償が手厚いクレジットカードを選ぶとか…

 まずは、使わないクレジットカードは誰が何と言おうと解約しておくことだろう。以前は何気なく結構な枚数を持っていたが、減らしに減らして今は2枚だけになった。以前に、たくさんのクレジットカードを持っていることを自慢してた人がいたが、確かに自慢に値するかも。だって、それだけ危険にさらされても、気にならないってことなんだから。

 自分の持っているクレジットカードがどれだけあるかをきちんと把握しておかないと、不正に利用されたかどうかすら気付くのが遅れてしまう。クレジットカードは便利だけれど、使い方はもちろん「持ち方」も気を付けないと。

 最近は、年会費無料ということをいいことに、ポイントカードとクレジットカード機能を無理矢理セットにしてくるケースもあって困る。ある店で会員になるとお得ですみたいなことを言われて、それじゃ会員になりますと言うことで、申込書をもらったら、クレジットカードの申込書そのものだった…なんてこともあった。あぶない、あぶない。油断も隙もあったもんじゃない。

Posted by ろん