993 なくなって気付く

定点観察

今月から毎月の給与明細書がなくなるそうだ。これからは、ブラウザで内容を確認することになる。もともと銀行振り込みだから給料をもらっているという感覚はちょっと薄いし、残業代も付かないから金額は全然変わらないけど、毎月のけじめというか、メリハリが付くという点で、給与明細書の存在は小さくなかった気がする。そういう存在だったせいか、入社以来の給与明細書は全部取っておいてある。会社から見れば無駄なものなのかも知れない。けれど、「働いた結果」を文字通り手にする瞬間は、給与明細書をもらうときくらいじゃないだろうか?それがなくなって、毎月知らないうちに?、給与を手にするようになってくることの弊害ってないのだろうか?形に残るものばかりが大事ではないけれど、何か大事なものを失うような気がしてならない。

Posted by ろん