34 改めて腕相撲ゲーム

定点観察

 急遽、伊豆は熱川温泉に行くことになった。そしてその旅館で見た、腕相撲ゲームが気になって、じっくり見てみることにした。いつも彼の姿を見かけたが、チャレンジしたこともないし、いつも通り過ごすだけだった。これまで、どうも機会がなかったのだ。 あいにく電源が落とされ、戦うことはできなかったが、彼をじっくり見てみる時間はあった。
 今でこそ珍しくなくなった、実体験型ゲームの先駆けとも言えよう。画面だけのインタラクティブ(双方向性)ではなく、自らの肉体との戦いの中から、ゲーム性つまり楽しみを見出すゲームである。しかし、その特殊性、単純性からか、一時期に比べるとその設置台数も激減したように思われる。

 
彼の表情にはどことなく哀愁が漂う

彼の前に現れる挑戦者を淡々と待つ、腕、そして表情には、余裕をも感じられた。
この姿で、彼は何年過ごしているのだろうかと考えたら、なぜか寂しくなってきた…

 

ご注意の数々~PL法の先駆けか?

 このゲームは先に述べた特殊性ゆえに、さまざまな“ご注意"がある。

  1. 本機はスポーツゲーム機です。
  2. 異常な興奮状態や酒を飲んだ場合は抑止力を失い事故の原因にもなります。冷静にゲームを行ってください。
  3. 腕の上腕部は弱く、既に事故が起きておりますので無理な挑戦はやめてください。
  4. 最初から横綱挑戦はしないでください。
  5. このゲーム機による事故の責任は一切負いません。

そして、さらに

  • お酒を飲んでのゲームはお断りします。
  • 腕の上腕部は特に骨折しやすいので~無理な挑戦はしないでください。
  • 事故による責任は絶対に負いません

どうも怖くなるような、注意書き満載だが、これほどリスクを背負ってまで、挑戦するゲームがあっただろうか?
今度彼に会ったら、ぜひ挑戦してみたい。怖い取材だったが、その一方でとても親近感も沸いてきたのは、事実(!?)だ。

 場所:伊豆急行 伊豆熱川駅から徒歩1分。国民宿舎「伊豆熱川荘」

Posted by ろん