6日目

6日目-1/8月26日(土曜日)晴れ

ベルゲンの朝

きょうはいい天気!


昨日は雨が降ったりやんだりで、ちょっと心配だったが、今朝は、雲はちょっと多い感じだけれど、とてもいい天気になりそうだった。

ホテルは、本当に駅の真ん前…というか、真横に位置しているので、右の写真の通り、窓から駅がよく見える。


昨日ついたときはだいぶ暗くなってきていたので、よくわからなかったが、駅の正面に回ってみると、石造りのずいぶん立派な建物であることがわかる。

ノルウェー版 おはスタ?

なにげなくテレビをつけてみたら、司会者と視聴者と電話でなにやら話をしている。クイズみたいなことをしてるようで当たったら、何か景品をプレゼントするみたいなことを言っている…ようだった。
教育的要素が強い感じで、スタジオのいたるところに交通標識が掲げられて、VTRでは交通標識を守りましょうみたいな、ミニドラマをやっていた。


街を歩く

看板とか

 これまで訪れた街同様に、街全体が落ち着いたたたずまいを見せている。

北欧の街では、看板らしい看板がほとんど見られない。あまりにあっさりとしすぎて、探すのに苦労するんじゃないかと思うくらいだ。
ベルゲンの街では、ほかの街でもあったのだけど楽しい看板がいくつか見られた。

歯医者さんには、やたらリアルな“歯”の看板が…


ここは画材屋。
やっぱり看板が凝っている。

こんなところに、ダミーのお友達がたくさんいたので、記念撮影。

そして、さらに歩いていくと…

道路脇に佇む女性。何か手に持っている…

バナナだ。

しかも2本目まで…

なぜゆえ、北欧の人たちはバナナが好きなんだろう?

ベルゲンの街を一望できるフロイエン山を登るケーブルカー乗り場にやってきた。どうやら10時から運行が始まるらしかったので、切符だけ買って、近くを散策することにする。切符は、もちろんクレジットカードで買える。

乗り場の近くに、おもちゃ屋があったので入ってみる。


おもちゃ屋

謎なものいっぱい


おもちゃ売り場で、やたらと目についたのが、耳がとがった形になる“付け耳”

ハリーポッターに影響されているのかもしれないけど。

マギー審司みたく、゜耳が大きくなっちゃった!」ってのも、できるかもしれない。


いったい何に使うのかよくわからないおもちゃ。
最初は箸の矯正で使うのかな…とも思えたのだけれど、詳しい説明がなく、よくわからなかった。

それにしても「平成九年一月一日」という日付はいったい何なんだろうか?

すぐふもとの魚市場をほんの数分ほど散策して、すぐにケーブルカー乗り場に戻る。

ベルゲンを一望

ケーブルカーでフロイエン山へ



ふたたびケーブルカーの乗り場に戻って、次の発車を待つ。乗り場はトンネルの中にある。
今日は15分おきに出発してるようで、10時00分が行ってしまって次は15分発。到着まであと何秒という表示が出てる。


すでに結構な数のお客さんが待っていた。乗り切れないってことはないのだけれど、いい席を取るには早めに行って待ってた方がいいかも。

もっとも数分程度で着いてしまうので、あまり関係ないか。


こじんまりとした山頂駅は、おみやげ物屋を併設している。すぐ目の前には、ベルゲンの待ちを一望できる展望台になっている。
今日は天気がとてもいいので、見晴らしは最高によかった。高い建物が全くないので、すみずみまで見渡せる感じ。

小高い丘にはカフェ?があって、時間があったら街を眺めながらのんびりコーヒーでも飲めたらいいなぁ…

ふもとに戻ろう。

北欧に来て、自動改札機を見たのは初めてかも。発券された切符には、バーコードがついていて、このバーコードを自動改札機のリーダーにかざすと、ゲートが開く仕組み。

行きと比べて、帰りは空いていた。
どうやら今日はダイヤ通り運行しているのではなく、お客さんが集まったところで発車させているようだった。山麓駅の方でお客さんが集まったらしく、山頂駅ではほとんど人が集まってないところでの発車となってしまった。

途中にも駅があるが、この便はノンストップでふもとまで。トンネルなんかもくぐる。

山麓駅には、かなり大勢のお客さんが待っていた。

ぶらぶらと…

アンティークショップへ

ノルウェー、ベルゲンに来ても、やっばり、アンティークショップはいくつかあって、そのうちのひとつのお店に入ってみる。

ケーブルカーの山麓駅からしばらく歩いたところに、そのお店はあって、店内には所狭しと商品が並んでいる。

僕にとっては、もともとの価値がわからない上に、骨董品の価値をどの程度で考えればいいのか皆目見当がつかないため、安いんだか、高いんだか、どう考えたらいいのか…悩んでしまう。

まさに絵葉書…

ブリッケン地区

 ベルゲンでもっとも有名な場所が、ここ「ブリッケン地区」

今日は、天気もよくて日差しも建物に向かって順光なので、カラフルな建物ひとつひとつがすごく映える。ダミーも心なしか輝いて見える。

世界文化遺産にも指定されている貴重な街並みで、ユネスコからの指定を受けた碑も立てられている。


もともとは、ハンザ同盟のときの商人の家、事務所などとして使われたらしいが、現在では、その多くが、おみやげ物屋をはじめとする、観光客相手の店として利用されている。

その一つ、一年中クリスマス商品を扱う店に行ってみる。

2階に上がる階段が、完全に斜めになっていて驚く。


なぜか、ブタの置物がいくつも置かれていた。おそらく何かの由来があるのだろう。

郵便ポストを発見。
日本と同じ赤。

アイスで
ひと休み

is=アイス


ブリッケン地区の特徴的な建物が並ぶ店の前に、アイスクリームの看板が。soft-is と書かれている。アイスクリームのことね…ということで、買ってみた。

でかい。ダミーが小さく見える。
ちょっと甘めだけれど、とても美味しかった。


建物と
建物の間

意外と広い

建物が完全に密着していて、建物と建物の間を通り抜けられないように見えるのだが、実は結構広くて、ここにも若干だがお店がある。日本の長屋のようにかなり奥行きがある。


世界文化遺産

ビジターセンター(たぶん)

何の気もなしに歩いていたら、どうやらユネスコによるビジターセンターみたいなところにたどり着く。おそらくここの概要や歴史などの説明がなされているのだろう。

入り口には日本語による、世界文化遺産登録の背景などの説明があったが、中には日本語での説明はなかった…。ただ、かつての様子や模型などが展示されていて、なんとなく雰囲気だけはわかった。


ビジターセンターのすぐ裏では、ブリッケンの街並みを保存、維持していくためのプロジェクトに関する説明があった。

海に面していることもあって、ほとんどが木でできた建物を維持していくには、相応の配慮が必要となる。

本来の姿を再現するために、材料はもちろん、建造方法や工具まで、当時のものを使用する気の使いようだ。


トナカイ

あとで気づいたのだけど…

ビジターセンター近くに、大きなトナカイが顔を覗かせているお店を発見。

トナカイの皮を使った鞄、バッグ、小物などを扱ったお店だった。

トナカイとダミーのツーショットを撮ったあとになにやら注意書きみたいなのがあるのに気づく。よく読むと…

「トナカイにふれないように」


そろそろ

お土産を買って…
お昼近くになって、急に観光客が増えてきて、賑やかになってきた。街歩きも楽しくなってくるところだが、そろそろ空港に向かわないと、いけない時間になってきた。今日の夕方までには、デンマーク、コペンハーゲンに行かないといけない。

せっかく市場に来たのだから、ここならではのお土産を買って、ここならではの何かを食べたいと思いながら見て歩く。

今日もほとんど日本人らしい日本人を見かけなかったが、市場の中でこんな看板を発見。結構日本人もいるのだろう。

また別の店に行ってみる。
「試しに食べてみて」と言ったかどうかはわからないが、市場のお兄さんに手渡されたサーモンの美味しいこと! 自宅と実家へのお土産はこれだ!と思ったのはいいが、なにぶん高いし、ひとつのパックのサイズも大きい。どうしたものかと、どうやっておじゃこが伝えたのかはよくわからないが、100gずつに切って真空パックにしてくれるとのこと。これはありがたいとさっそくお願いする。
ついでに、キャビアやいくらなんかもつける…みたいな話になり、さらにおまけも付けて…なんて言っているうちに、結構な金額に…まぁいいかと思ってしまうのは、こうした旅だからなのかもしれない。それにしても、自分たちにしてみたらかなりの買い物になってしまった。

お土産も買って、あとは、市場ならではの食べ物を買って昼食にしようと言うことに。サーモンやエビを使ったサンドイッチ風のパンがたくさん並んでいる。迷う。かなり迷う。ただ時間がないので、とりあえず2個選んで、空港行きのリムジンバスの中で食べることに。


お祭りでも
ないのに…

やたらと賑やか…

今日が土曜日だから…ということもないのだろうが、ほんとやたらと人がいる。もっとも日本のような"雑踏"という感じではなく、やはりここは北欧なので、ひろびろとしてて、騒々しさみたいなものは感じないのだけど。

もうちょっとのんびりしたいという気持ちを抑えながら、いったんホテルに戻って、荷物を受け取り、ベルゲン駅前のリムジンバス乗り場へ…

 

Posted by ろん