帰国
7日目/8月27日(日曜日)曇り
さわって実感
おそるおそる…
とにかく時間がないので、ホテルに戻ってからは、かなりの駆け足で空港まで行くことになる。
なんとか地下鉄を乗り継いで、コペンハーゲン空港までたどり着く。
そして時間がない中でも、どうしても確認しておきたかったことがあった。それは、特急列車の先頭車を縁取る、この黒いモノ。日本では決して考えられないこの物体がどんな素材で作られているのかが気になっていた。この車両を生まれて初めて図鑑で見たときからの疑問だった。
やはり触らずにはおれず、誰も見てないのを確認して、おそるおそる触ってみる。
堅めだが、手で押すと微妙に引っ込む。ゴムだった。
なるほどこのゴムの面同士、先頭車両同士を連結すると、このゴムによって、車両面が密着するようになっているのか。
ニューハウン
明るくなって様子がよくわかった
14時14分
14時50分
空港に着いたら、あとはチェックインすればおしまい…と思ったら、いままで見たことのないような大行列!!!
チェックインカウンターから伸びた行列は、蛇行するようにして通路を横切り、国鉄の乗車券売り場の前を通って、売店、軽食スタンドをぐるりと回って、さらに元のカウンターの方向に戻るように伸びていた。100m?200m?とにかくすごい行列だった。
コペンハーゲンを飛び立つ飛行機は、15時45分発だったので、とりあえず待っていれば、なんとかなるだろう…と思っていたが、出発1時間を切っても、なかなか行列は短くならない。
いよいよ気持ちが焦ってくると、空港の人か航空会社の人が、なにやら「TOKYO」とか「NARITA」みたいなことを言っている。
航空券を見せると、向こうのカウンターに行ってくれみたいなことを言うので、その言葉に従ってカウンターに行ってみると、「ここはあなたの並ぶところではない」みたいなことを言われて、さらに焦る。
ふたたび、さっきの人に「僕はどうしたらいいのか?」と尋ねてみると、どうやら僕の並んだカウンターが間違えていたようだった。改めて指定されたカウンターに並ぶとあっという間にチェックイン完了。手荷物の重量オーバーも気になっていたが、係の人は「気にしないでいい」みたいなことを言われて言ってくれたので、ちょっと安心。
あとは…
出発を待つのみなんとか搭乗口までやってきた。約1週間にもわたって出掛けてきた北欧旅行も、ついにおしまい。出掛けてしまえばあっという間だった。
外は相変わらず雨が降っている。
唯一昨日の雨はひどかったものの、今回の旅行はとても天気に恵まれていた。
ダミー負傷
コペンハーゲン空港で気付く…
ふとダミーを手に取ってみると、ダミーのみ右足が取れているではないか!知らないうちにネジがはずれていたらしい。
初代ダミーも、阿寒湖で同様の負傷をしている。遠くに出掛けると負傷する確率が高いのかもしれない。とりあえず、ネジやつま先?の部品は全部揃っていたので、帰国後修理することにしよう。
最後の晩餐?
久しぶりの米食
かなり久しぶりのご飯となった!
パン大好き!な僕でも、1週間もご飯を食べていないと、やっぱり飽きてくるもの。
細かい味はともかく、美味しかったなぁ…
本当は…
この後、日本に到着してからの写真もあったのですが、なぜか消えてしまって残ってません。かなり中途半端なエンディングですが、これにて、北欧日記はおしまいです。ご覧いただいてありがとうございました。
取材 2006/8/22 作成 2006/11/18