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3日目(10月2日 月曜)
横須賀(京浜急行汐入駅近くの交差点)〜千葉(京葉道路穴川インター)


横須賀(京浜急行汐入駅近くの交差点)〜千葉(京葉道路穴川インター)
朝6時半起床。不安げに外を見たらまだ雨模様だった。
それでも出発前のブレーキ確認、雨がっぱを着用して出発。出発時刻は7時半。
実は昨晩、弁当屋の店員にフェリーがこういう天候でも出航しますか?と尋ねたら、"これくらいなら出航しますよ。"という返事だった。これを信じるしかなかった。もし欠航ならばここ横須賀にてママチャリを長期駐輪しなければならなくなる。しかしながらこの日は昨日よりも雨が強く風もあった。心細い出発である。
8時20分、国道16号起点に到着!
道路上の停止線と肩を合わせて停止。 ・・・それにしてもどこにでもありそうな交差点である。16号は常に4車線というイメージがあったのであまりのショボさに驚いた。それにしても雨は止む気配すらない。
ここから道は神奈川県道209号となり久里浜フェリー乗り場までサポートしてくれた。

9時頃、とうとうフェリー乗り場が見えた。写真中央に2隻のフェリーが停泊しているのが見えるでしょうか?
16号の起点からここまで来るには雨、強風、坂ありと泣きたくなるほどつらかった。しかし最後のトンネル抜けたら雨、風は止んでいた。写真で見る限りでは空はあやしいもののここフェリー乗り場近辺は穏やかでなんだか救いの手を差し伸べられている感じであった。

海の奥に見えるのが千葉県である。
ずいぶんとどんよりしている。やはり天候が心配。この先どういうシナリオが待っているのだろうか? フェリーは出航したばかりだったので乗船まで1時間待った。ここ久里浜で神奈川県とさらばである。

フェリーに乗船し、車止め、ロープで固定されたママチャリ。なんだかしっかりと車両扱いされているのがカッコイイ。
ママチャリを固定してくれた船員が"これでどこまで行くんですか?"と尋ねられたので"千葉市までです。"と答えると"エッー!これでですかっ?"と驚いていた。また船員によると千葉(金谷)の天候は、雨は止んで穏やかだという。これを聞いて安心した。昨日の相模原からの雨地獄にピリオドであった。

金谷港到着後、鋸山を望む(左写真)。曇っているがもう雨の心配はない。時刻は、10時45分。
16号の始まりは富津岬になるので、ここ金谷港からは国道127号を北上し富津岬を目指す。右写真の案内板に従いママチャリは取り舵一杯を取る。

なるべく海岸沿いを走りたかったので途中から県道256号を走行。
富津岬までの道のりは、国道127→県道256→国道465→県道255の順である。通行人はゼロに等しく快調に進められた。

12時45分、富津岬に到着。
ここにはよく来たことがあるが、最近来たのはだいぶ以前である。近頃はなんでも古くなると建て直してしまう傾向があるが、この展望台は自分が子供の頃からその独特の形を崩さずに保られている。ここでは30分休憩をして富津岬を後にした。

ここが千葉県側の国道16号の起点。
神奈川県と同様にどこにでもあるような交差点である。左写真の右側に松が少し見えているのを確認できるでしょうか?ここに民家があり、この民家の写真が右写真。なんと民家の前にポストは存在する。
さてこの交差点から再度国道16号を走行する。

起点から何キロかはこのように2車線道路が続く。
交通量は少なく、また通行人もほぼいなく快調に進められる。
 木更津市圏内へ。
千葉まで39キロ。この表示板が富津以来の初めて千葉までの距離を現す表示板だったと思う。ここで16号は典型的な風景に一時染まる。

姉ヶ崎の工場地帯付近を走行中。
千葉の方ならばご存知の通りこの辺は千葉市近辺まで直線で広い道が続く。ママチャリにとっては高速規格である。しかし、このときは向かい風が強くなり思ったほどスピードを出せなかった。それにしてもこの辺の空気はよくない。

16時30分。とうとう千葉市へ戻ってきた! しかし、まだ終わりではない。終点は京葉道路穴川インターである。
ここにT字交差点があり(右写真)16号はここを右折することになる。何年か前までは16号はここを直進していた。この辺りは半分庭のような場所でここから先はもう読めている。車ならば半高速規格だが歩道はそうではない。覚悟?を決めてママチャリをこぎ始めた。

右の高架道路は京葉道路と16号である。さすがここまで立派になるととばす車が多く側道を走るのは危険である。ママチャリはその下にある歩道を使ってひたすら走る。この歩道の状態が穴川まで続くとは思っていなく気は緩められない。
 16号と平行している場所での歩道を撮影。
手前の雑草は半分歩道を占領している。そしてこの歩道の先を見ると狭まっていて隣の道路との間隔はさらに狭くなる。車はとばしているので、後方確認し車を注意し、雑草をよけてと慎重なママチャリ操縦が続いた。道路は状態が良いが、歩道はある意味酷である。

前方約300mにとうとうモノレールが見えた(写真中央で左右にのびているレール)! ゴールの穴川インターである。
京葉道路沿い終盤の道はアップダウンが多く体力をかなり消耗していたのであせらずに進んだ。

17時50分、京葉道路穴川インターに到着!
前輪後輪ブレーキを使って停止し、スタンドをおろしママチャリは2日前のスタート地点で完全停止した。
この下は京葉道路になっていてライトを輝かした車が駆けるように走り高速道路独特の夜景を作っていた。この何気ない夜景も高速道路の上にいる者でしか許されず、しばらくはその流れる光が作る夜景に黄昏ていた。
ここで缶ビールを飲みながら1周した旅のりを振り返っていた。達成感もあったが何よりも16号はやはり1周しているんだな。という気持ちが大きかった。いつかは車で16号を1周してみたいとは思っていたが先に自転車で1周してしまった。ジャリ道、峠、雨、船旅ありといい旅、冒険?をさせてくれた。
これで国道16号内回りの旅を終える。
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