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旅行記録

駅からハイキング 2005年10月〜

JR東日本が主催する駅からハイキングへの参加記録です。


2005年10月29日 歴史散策 江戸四ツ谷を歩く (四ツ谷〜四ッ谷)


歴史散策 江戸四ツ谷を歩く (四ツ谷〜四ッ谷)

2005年10月29日 / 約 8.5km / 四ッ谷駅→豊川稲荷→於岩稲荷→消防博物館→四ッ谷駅

四ッ谷駅
四ッ谷駅
 かなり久しぶりの駅からハイキング。
 これまで四ッ谷駅界隈はあまり縁がなく、今日歩くところも一部を除いて初めてのところばかりだったので、新鮮な思いで歩くことができた。

聖イグナチオ教会
聖イグナチオ教会
 四ッ谷駅はホームが掘り割り状になっているせいで電車の姿形が見えず、音もあまりしない。しかも都心の駅にしては珍しく2階建てと周囲の建物と比べても高さが低いので、駅の雰囲気をまったく感じさせない。

 先を進むと、聖イグナチオ教会へ。1998年1月に竣工した建物のようで外観はとても新しい。中も天井からの光を受けて荘厳な雰囲気だった。
ホテルニューオータニ
ホテルニューオータニ
 紀尾井ホールを横に見ながら直進すると、ちょっと古い感じの建物が目に入った。ホテルニューオータニだ。かなり時代を感じさせる建物は、高級ホテルの代名詞的存在ではあることを忘れさせてしまいそうになる。サービスや格式があれば、このあたりは問題ないのだろうか?

赤坂豊川稲荷
赤坂豊川稲荷
 赤坂プリンスホテルを横目に見ながら、赤坂見附のややこしい交差点を渡り、青山通りへ。

 軽い坂を上っていくと、右手に豊川稲荷が現れる。ここらへんで、スタートの四ッ谷駅から1kmちょっとといったところか。とりあえず境内へ。

何気なく見た石碑に…
 境内に入って、とりあえずベンチに向かう。さすがに1kmちょっとくらいでは、まだまだなんてことはない。

 ふと、目の前の石碑が気になって見ると、なんだか数字?値段が書かれてる?…弐千円?…二千円にして、こんな石碑って変だな…なんて思ってよくよく見てみたら、弐千万円!!だった。そして隣も弐千万円。さらに隣は、五千万円!と途方もない金額が書かれていた。
  
弐千万、弐千万、五千万!
 ここ以外の石碑にも、一千万円がずらり。一千万とか二千万とか出して、この石碑しか作らせてもらえないのかよ…なんて考えるようでは、いつまでも御利益には縁遠いんだろうな。

迎賓館
迎賓館
 豊川稲荷を出るとすぐに迎賓館の敷地に沿って歩く。迎賓館は非公開で、年に一回だけ抽選で見学ができる。これまでに何度か応募しているものの、当たった試しがない。そう滅多に入れないとなると、一層悔しいが、こればっかりはどうしようもない。
 迎賓館を後にすると、すぐに住宅地への細い路地に入る。
服部半蔵の墓
服部半蔵の墓

 路地をそのまままっすぐ行こうとしていたら、新宿区のボランティアの人に「見ないと後悔するよ」とまで言われたので、寄ってみることにする。
  まぁお墓がああるっていうことだけなので、これといってすごい!っていうことはないが、ここに服部半蔵が眠っているんだなぁ…なんて思ったが、そもそも服部半蔵のことは、よく知らなかったので調べてみた。案内している人が「忍者ハットリくんのモデルになった人です」となんて言っていたが、実際の本人とは全然イメージが違うんだけど…。モデルになったのは、名前だけのような気がする。そもそもなんであんなマンガになっちゃったんだろう?
 住宅地の中を歩いていくと、お稲荷さんの幟が左右に見えてきた。どちらもお稲荷さんのようだ。左側は於岩稲荷田宮神社で「お岩のゆかりの地」とのこと。そういえば四谷怪談って言ったっけ。実は四谷怪談のこともよく知らない。出発前にもらったパンフレット(…というか、コピー)によると、そもそもお岩さんの話自体がお芝居だったと知らなかったのは不覚。知らないこと多すぎ。パンフレットと同じ内容がこちらに書かれてる。
於岩稲荷田宮神社
於岩稲荷田宮神社
お岩ゆかりの地
お岩ゆかりの地
きつい目の狐
きつい目の狐

 住宅地を抜けると大きな通りに(外苑東通り)に出て、すぐの交差点に、少し変わった感じの高いビルが見えてきた。
 これが消防博物館らしい。ちょうど地下鉄四谷三丁目駅の前にあたり、以前も所用で来たことがあったが、ここが博物館だとは知らなかった。一階が四ッ谷消防署だったので、気付かなかったのかもしれない。江戸時代から現在に至るまでの消防に関するあらゆる資料や展示が並ぶ。「消防」という切り口で歴史をひもといてみると、同じ歴史を見るのでもちょっと違った視点で見られて面白い。
醤油味と梅干し味
醤油味と梅干し味
お菓子みたい
お菓子みたい

 地下にはこれまで活躍してきた消防自動車たちが展示されている。こんな地下に何台もの消防自動車が並んでいるのもちょっと不思議な感じ。自動車の並ぶすぐ隣では、ミュージアムショップがある。非常食などが売られているのは、消防博物館ならでは。
 試食用としておいてあったのは、「そのままご飯」というもので、お湯で戻せば、文字通りそのままご飯としても食べられるし、そのまま食べてもいい。そのまま食べると、お米のお菓子みたいで美味しかった。
ANPANMAN SHOP
ANPANMAN SHOP
策の池
策の池
 本来の道をちょっと外れて、ほんの少しだけショートカットすることにした。すると、やなせたかしの店「ANPANMAN SHOP」があった。どんなお店か入ってみようかと思ったが、店内には誰もいない。こうなると入りにくいなぁ…なんて思っていたら、開店が12時からだそうで、まだ12時までには時間があった。またの機会に…ということで、店をあとにする。
 徳川家康が策(むち)を洗うために立ち寄ったとされるところから、「策の池」と呼ばれている。かつては滝のある大きな池だったらしいが、今となってはわずかに残る池の水だけが、その名残をとどめている。こんなに都市化が進んでしまったのに、それでもわずかばかりとはいえ池として水が残っていることは驚き。


 途中新宿歴史博物館などもあったが寄らずに、そのままゴールの四ッ谷駅まで来てしまった。時刻は13時ちょっと前。出発は午前10時だから、のんびり歩いてこの時間なら、まぁいいでしょう。

 おつかれさまでした。

おまけ
好評分譲中!!(新宿区若葉)

 謎に満ちた光景(新宿区若葉)
  1. 一カ所しかない土地なのになぜ「好評」分譲中なのか?どのように好評だというのか?
  2. 好評分譲中なら売れてしまっているだろうけど、それでも分譲して欲しいという人が現れたら、どこに連絡したらいいのだろう?
  3. 看板から手前に伸びる意味不明な2本のロープは、何を意味しているのだろう。
取材 2005/10/29
作成 2005/10/30




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