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公共交通〜船舶

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東京水辺ライン


 以前から乗ってみたいと思っていた水上バスに、今年(2003年)のゴールデンウイーク(5月2日の平日だけど)に、乗ることができた。




 水上バス(東京水辺ライン)の両国の乗り場は、国技館の目の前、道路を挟んだすぐのところにある。
 水上バスとはいうものの、路線バスとは違い、ここではあらかじめ行き先を決めて乗船券を購入する必要がある。(途中の無人発着場を除く)
 出航は、13時ちょうど。
 乗り場は、首都高速の高架下の、堤防を乗り越えたところにある。出航の5分くらい前に、待合室から係りの人に先導され、船に乗り込む。
 乗り慣れたと思われる人は、早めに待合室を出て、乗り場の入り口のところで待っていたようだった。
 船内は狭くはないが、天井が極端に低い。身長180cmに満たない僕でも、照明カバーに頭がついてしまうくらいの高さしかないために、客室内を歩くときは、ちょっと前かがみになってしまう。船の上に上がる階段が後方についている。
 なおこの写真は葛西臨海公園に着く頃に撮影。おじゃこは、左の写真のどこかに・・・。

清洲橋と永代橋
 船の上デッキに上がるとこんな感じで、すばらしい見晴らしが広がる。平日ということもあって、まるで個人でチャーターした船のような贅沢な感覚を味わえた。

 当然ながら、こうして正面から橋を眺める現実的な唯一の方法は、こうして船に乗ることだ。特にこのデッキからの眺めは最高だ。ただ、船の速度は意外と速く、隅田川の名橋も、あっという間に過ぎ去ってしまう。
 あいにく、逆光なので、橋全体が、暗くなってしまってしまった。
 隅田川最後の橋が、この勝鬨橋。跳ね上げ式の橋として、あまりにも有名で、橋を渡る車の交通量が増大した結果、開かずの橋になってしまったということも有名な話。
 ふたたびこの橋を跳ね上げようという運動が起こっているらしいけど、「億単位」の費用が必要ということを聞くと、頼まれもしないのに、この運動の是非など考えてしまう。
 

 築地川水門

 地図を見ても、すでに築地川なんていうのものはなくなっていて、わずかに浜離宮の脇のお堀のような形でたたずんでいる水面を築地川と呼んでいるに過ぎない。そこに船は進んでいく。高潮から浜離宮を守るためにあると思われる水門は、船一隻が通るくらいの幅しかないので、通過中何度も汽笛を鳴らしていた。左の写真は、浜離宮園内にある発着場。
 奥に見えるビル群は、汐留のシオサイト。
 浜離宮を過ぎると、船は速度を上げ、目的地である葛西臨海公園に一気に向かう感じとなる。ここまでくると、周囲は完全に海。
 海に近づくにつれ、すれ違う船もかなり増えてくる。 
 この付近がちょうど羽田空港に着陸する飛行機の航路になっているようで、ひっきりなしに上空を飛行機が通過する。かなり高度は低くなっているので、飛行機がとても大きく見える。右は全日空のB747、左はエアードゥのB767かな?
  
 隅田川を抜けても、周囲にはいろいろなものを見ることができる。レインボーブリッジの付近では、おなじみフジテレビと台場が、海に出てからは巨大なコンテナ船とすれ違い、沖合いには風力発電用の風車が勢いよく回っているのが見えた。
 航路の大部分が、比較的波の穏やかな隅田川、東京港を経て、東京湾に出る。波も高くなった感じ。
 定刻どおり14時30分ごろ、葛西臨海公園に到着。両国から通して乗った客は、数人程度だろうか?
 ぼくは初めて葛西臨海公園に来た。せっかくなので、大観覧車に乗ってみる。



取材 2003/5/2
作成 2003/5/24