ザ・ドリフターズ
ポニーキャニオン
9,261円(税込)
同課の“幹事長”からお正月に借りたDVD。
かつて「ひょうきん族派」と「ドリフ派」にわかれていたが、僕はなんと言っても「ドリフ派」で毎週欠かさず見ていた。番組を見た翌日から志村けんや加藤茶の真似をするのが当たり前だった。よく母から注意されたっけ。
コント中の、たらいとかやかんが頭から落ちてくるシーンや、「ヒゲダンス」など、とても楽しかった。
でもそれ以外のコントでは、どういうわけか、あまり懐かしさを感じられなかった。確かに毎週見ていたはずなのに。この違和感は何なのだろう? いかりや長介が「おいーっす」と、観客たちに呼びかけるシーンはよく覚えていても、その直後にコントの状況や設定の事前説明をしていたことなど、全然覚えてなかったし、後半が始まる前に、なぜかスーツを着たいかりや長介が「はい後半です。後半しゅっぱーつ!」と宣言するシーンなどは、全く覚えていなかった。いかに子供の時の視点と大人の視点が違うかということを感じさせられた気がする。
他の感想で見て思い出したのだが、志村けんの「スイカ早食い」とか「早口言葉」など、思い出深いネタが割愛されている。もしかするとそうした思い出深いネタが抜けていることが、懐かしさを感じさせない遠因になっているのかもしれない。
(2006/1/5) 【★★★☆☆】 −06/01/05更新 |