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龍的思考回路/定点観察

2012年1月23日(月曜日)

4074 出版中止に思う

芸能・メディア・広告  — ろん

先日、本屋に行ったら、こんな掲示を見掛けた。

浅田真央初のエッセーが出版中止になったということは、先日報道されていたとおりだ。

もっとも、僕が関心があるのは、本の内容というよりも、発売直前に中止となった経緯についてだ。

来月8日に発売予定だったというから、ほほ完成していたはずで、その段階での出版中止は、相当大きな問題があったのだろう。

彼女のブログでも、

本の宣伝、告知について、私の思いと異なるもので進められたところがあり、

とあって、出版社とのトラブルの存在を伺わせる。

出版社は、以前も話題になったところだったのも、「さもありなん」と思ってしまうし、もし出版元が、ここでなければ、きっと日の目を見たのではないかという気もする。

噂によれば、宣伝用ポスターでは、亡くなったばかりの母親の言葉を前面に打ち出し、まるで死を“売り”にしているような宣伝手法に、彼女が不信感を持ったようだ。

実際のところは、よく分からないが、状況から見て、まぁ間違いないだろう。

こんな宣伝文句を使わなくても、それなりに売れたのではないかと思うのだが、なぜそうした宣伝手法にこだわったのだろう?

本人が嫌がっていたのであれば、止めればいいだけのことなのに。

そんな簡単なことができなかったのはなぜか?

当事者に、ちょっと聞いてみたい。

まさか、出版中止になるとは、思ってもみなかったということか?

2012年1月12日(木曜日)

4064 ステマと芸能人

ビジネス・経済 芸能・メディア・広告  — ろん

“ステマ”と呼ばれる広告が話題になっている。

これは、ステルスマーケティングの略だそうで、文字通り、広告であることを隠しつつ宣伝する広告手法のことだ。

今年初め、飲食店の口コミ・ランキングサイトで、“やらせ”の記事を書き込む業者が多数存在するというニュースは記憶に新しい。

これも、広告でありながら、それを隠しているという点で、“ステマ”と言えるだろう。

実際、僕も飲食店選びの参考にすることは結構ある。薄々こういう業者の存在は意識してはいたが、こうして、あらためて大きく取り上げられると、今後は、もっと用心しなければ…と気になってしまう。

サイトの業者も、こういうことが頻繁に起きるというということが知られるようになると、結果的に自分で自分の首を絞めることになりかねないと思うのだけど…。

さらに、複数の芸能人がほとんど同じ内容のブログを書き、写真に写るパッケージの切り口までもが同じだったというが出てきた。

調べてみると、これも結構あることらしい。

以前から、ときどき感じる広告の“傍若無人ぶり”が気に入らなかったが、“ステマ”のこの手法は、どうしても容認できない。

そして、以前も書いたが、無邪気すぎる芸能人の行動も、自分の中では、容認できない。

広告主の依頼があってのことなのに、あたかも自分自身で書いたのような記事を書く芸能人は、いったいどういうつもりなのだろう。

もし「自分が納得して書いているから問題ない」というふうにでも思っているのだとしたら、その芸能人のファンを裏切る行為と言わざるを得ない。

広告であることを隠しているという点で、すでに読者を騙しているのだから。

2011年12月20日(火曜日)

4047 珍しいコメント

芸能・メディア・広告  — ろん

先日、このブログのコメント欄に、こんなコメントをいただいた。

書き込まれたのは、今年の夏に出掛けた旭山動物園の記事のこところ。

当該番組で日本全国の動物園に付けられている注意書きの看板の紹介をしておりまして、今回こちらのブログの2011年7月30日に掲載されている旭山動物園の「着ぐるみなどを着用している方は入園できません」という看板のお写真を番組の中で使用させて頂きたいと思いましてご連絡さし上げました。

番組制作会社の方からのコメントだった。

その写真はこれ。

それにしても、よくぞ僕のブログを見つけたなと、ビックリしてしまった。

で、その番組の内容とは、やってはいけないことを芸人が体を張って検証してくるというもので、動物園で動物に対してやってはいけないことをやってみるというコーナーの中で日本全国の動物園にある注意書きの看板に書いてある事に基づいてやってはいけないことをやってみる…という。

こうして許諾の連絡をいただけるのであれば、写真を使ってもらうことはかまわないのだけれど、ちょっと気になることがあった。

注意書きの看板に書いてある事を、“あえて”やってみるということ自体、動物たちに悪影響があるのでは?ということだった。

その点について、問い合わせてみると…

専門家立ち会いのもと、監修もして頂いて撮影も行いましたので、出来る限り動物への負荷がかからないようにしておりますので、ご心配頂いている件に関しては問題ございません。

実際に撮影した動物園と看板がある動物園には双方とも許可を頂いております。

とのお答えをいただく。

とてもしっかりと対応をいただいたし、実際、なぜ「着ぐるみなどを着用している方は入園できません」という看板があるのかは、看板を見たときから気になっていたので、この番組でぞの謎が解けるということであれば、協力しないわけにはいかない。

ということで、番組に写真を提供させてもらうことになった。

放送は、2011年12月26日 25:50~26:50、フジテレビ「ダメハンターズ」という番組だそうだ。

忘れないように見てみようと思う。


その後、残念ながら、僕の写真は使われないことになってしまったとの連絡があった。残念…。(2011.12.22)

2011年12月08日(木曜日)

4040 妖怪人間ベム

芸能・メディア・広告  — ろん

今クールのドラマは、「南極大陸」と「妖怪人間ベム」だけを視聴している。

思ったよりも、面白味に欠けた南極大陸と異なり、妖怪人間ベムは、おもしろい。もともと、正直あまり期待していなかっただけに、そのギャップで、余計おもしろく感じられているのかもしれない。

早く人間になりたいと願う、妖怪人間のベム、ベラ、ベロは、いつの日か人間になることを夢みて、旅を続けていた。

困っている人間を見ると助けずにいられない性格と、その行動力は、人間よりも人間らしいと言え、ドラマを見ている多くの人間たちに、さまざまな問いや教訓を投げかけてくる。

ドラマ中、なかなかいい台詞を言う。

先日の回で、何度も自殺を図ろうとした男が、ベム、ベラ、ベロたちに宛てた手紙にはこんなことが書かれていた。

何も成し遂げられなくても、生きているだけで、少なからず誰かとつながっているんだ。
だから、人は、生きているということだけで、十分なのかもしれないね。
朝、目を覚ませば生きている…それだけど、きっと、今日を生きる理由になるんじゃないかな。

生きている意味を考えた話だった。

生きる理由をどうしても思いつかないとき、生きているということ自体が、生きる理由である…だなんて詭弁かもしれないけど、そう考えると、ちょっと気持ちが楽になってくる。

それにしても、ベラを演じる女優の杏は、この役は、かなりのはまり役だと思う。

2011年11月15日(火曜日)

4025 ドラマ評(南極大陸)

芸能・メディア・広告  — ろん

久しぶりのドラマ評。とりあえず、1つだけ。

【南極大陸】毎週日曜日21時~TBSテレビ系

僕が記憶している、最も最初に見た映画が、「南極物語」だったと思う。

今回、同じ史実を元に作られたドラマということで、見る前から、多少思い入れのある気持ちで視聴することになった。

見て、すぐに思ったことは、ドラマ全体が、以前放送していた同じ日曜劇場の「JIN-仁-」に似ているなということだった。

特に、オープニングの映像と、テーマ曲の雰囲気が、JINそのものだった。

オープニングのスポンサー紹介(提供クレジット)のなかで、日本生命の背景が、赤ちゃんの笑い顔だったり、ドラマを構成する重要なアイテムが次々と現れる表現は、JINそのものだったし、実際、テーマ曲も、JINと同じ高見優の作曲だった。

豪華なキャストで固められ、ある意味安心して観ていられるが、うーん、なんていうんだろう…どうも、ワクワク感に欠ける感じがしてしまう。

もう忘れてしまったが、映画「南極物語」は、子供ながらにとてもおもしろかったと言うことだけは覚えている。

僕の感想としては、ドラマの内容は決して悪くないと思うし、映像も綺麗で、南極観測船宗谷が、船の科学館を抜け出して、撮影に参加してるんじゃないかと思えるほど、リアルだと思う。

それでも、何か物足りなさを感じてしまう。

主人公の役柄が完璧すぎてのせい? いや、カラフト犬の演技が素晴らしすぎるせい? 南極大陸というタイトルなのに、実際の昭和基地は、南極大陸にはなく、近くのオングル島という島にあるから?

どこに問題があるのか、よく分からないので、もうちょっと見続けてみよう。

2011年9月28日(水曜日)

これ、誰がデザインしたの?/渡部 千春

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2011年9月27日(火曜日)

3993 宣伝と分かってはいるものの

芸能・メディア・広告  — ろん

スウェーデンの家電メーカー、エレクトロラックス社が、自社の掃除機を紹介するために作成したウェブサイトを視聴した。


(こちらは紹介用の動画)

登場するのは、北欧風カフェ(Cafe Scandinavia/カフェスカンジナビア)を切り盛りする女性サトと、そんな彼女に一目惚れしてしまった某家電メーカー勤務の男性。

物語は、同じシーンを主人公2人の、それぞれの視点で作られている。

お互いが、おもしろいように誤解していく展開は、ちょっとしたドラマか、映画のようだ。

物語では、やたらと掃除機にこだわっているのは当然ではあるが、主人公の男性が、競合する家電メーカーの商品開発部に所属しているという設定になってるため、「興味があるのもしょうがない」という気になってくる。うまい。

この物語は現在進行形で、全6話中現在4話が終了したところ。

主人公の2人が、それぞれ物語の役のままtwitterでつぶやいている(サト/田中)のも、おもしろい。サトは、ちょうど昨日からストックホルムに行ってるらしい。

こういった、役の人物に日常をつぶやかせるというのは、もしかすると、最近のドラマでも使われている手法なのかもしれないが、役になりきっているので、本当に、Cafe Scandinavia というお店があって、実際にこんなドラマが起きてるんじゃないか錯覚してしまいそうになる。

これは、あくまで、CMだとわかってみているからいいが、本当に、実在しない人物になりきってしまうことだって、できてしまうのだ。

考えてみたらすごいことだ。

もしかすると、この龍的思考回路/定点観察を書いてる僕ですら、実在しないかもしれない…なんて。

2011年9月23日(金曜日)

3991 CMで思いを馳せる

芸能・メディア・広告  — ろん

先日、ドラマ「砂の器」を見ていたときのこと。

宮沢りえ、大塚寧々、木村多江の3人が、列車に乗っているCMを見かけた。

「東北に行こうと言ったのは私でした」

なるほど、こういう支援の形もあるんだ…と思った。

あえて“東北”ということで、よりポジティブに、身近に感じられるような気がしてくる。

列車が走るシーンから察するに、秋田内陸縦貫鉄道のようだ。

そのあと、また列車が登場するCMを見かけた。さっきの続き?なんて思ったら、蒼井優の出演するカルビーのCMだった。

風景からだけでは、どの路線かを特定できない…。

調べてみると、真岡鐵道らしい。

昨年の春に乗りに行ったっけ。車両は、ギョッとする塗装だったが、車窓から見る景色は、穏やかで癒されたのを思い出す。

そういえば、最近、列車での旅から遠ざかってるなぁ…なんて思った。

こうしたCMが、見る人に、鉄道の旅を思い起こさせ、あらためて見直されるきっかけになれば、なんだか嬉しい。

これは、東北も同じ。あらためて、被災地、そして、東北に対して、よりポジティブな思いを馳せるきっかけになるといいなと思った。

2011年9月01日(木曜日)

3973 らじる★らじる

芸能・メディア・広告  — ろん

いまから1年半ほど前、パソコンでラジオが聴けるようになり、ラジオ好きだった僕にとっては、嬉しかった。

ただ、聴けるのは民放だけだったので、NHKラジオを中学生のころから愛聴してきた僕としては、少し不満だった。

震災のとき、暫定的にではあるがNHKラジオも聴けたので、ありがたかったが、緊急対応ということで、再び聴けなくなってしまった。

民放のradikoは、想定以上に好評だったようで、聴取できるラジオ局もどんどん増えていった。

そうした流れに応えるかたちで、NHKラジオも配信することになり、その紹介ページができていた。

サービス名は、らじる★らじる。民放のradikoとは、別のサービスとなるようだった。

どうせなら、一緒にしてくれた方がいいのに…

そして、今日9月1日から、サービスが開始された。

久しぶりに、NHKラジオを聴くことができた。

iPhoneは、10月から聴けるようになるらしい。

いまから楽しみ。

2011年8月24日(水曜日)

3965 釈然としない話

芸能・メディア・広告  — ろん

昨日の夜21時過ぎのこと。こんなニュースを見かけた。

吉本興業は23日、所属タレント島田紳助(55)が午後10時から都内で緊急会見を開くとマスコミ各社に発表した。進退に関する発表とみられる。会見には同社の水谷暢宏社長も同席する。

なんだろう?…と思って、インターネットを見ていたら、Twitterで伝わってくる情報は早かった。

島田紳助が芸能界引退…。

会見の詳細は、さまざまなメディアで伝えられているので割愛するが、この話を額面通りに受け止める人は、多くはないだろう。

なんだか釈然としない。

“この程度のこと”というのは問題だが、暴力や恐喝といった犯罪とまではいかないようなことで、引退にまで追い込まれるのは、きっと、会見で言った以上のことがあるに違いない…。

ブログやTwitterでは、このあと伝えられるであろう深刻なニュースをごまかすために、このタイミングだったに違いない…なんてことも書かれていた。

マスコミ(特にテレビ関係)の取り上げ方も、なんだか腫れ物に触るような扱いで、擁護とも取れる発言もある。

裏を読まなければ、真実が見えてこないのは、どんな世界でも同じかもしれないけど、なんか釈然としない話ではある。