5677 名前のローマ字表記

初めて英語に接したときに思ったのは、日本とは反対?になることが多いなぁ…ということだった。

例えば日付…日本なら2019/5/22のところ、22/5/2019となったり…

車の進行方向…日本では左側通行だが、世界では主流なのは右側通行だったりとか…。

で、もっとも身近でもっとも印象的だったのは、苗字と名前が逆だということだった。

「日本では逆なんですよ」と、いちいち説明は不要で、相手に手っ取り早く理解してもらえるというメリットはあるのだろう。

でも「なぜ海外に合わせないといけないのか」…という思いは少なからずあった。

だから、こうした動きは賛成だ。

日本人名、ローマ字も「姓名」の順で メディアに要請へ
https://www.cnn.co.jp/world/35137326.html

あれ?そういえば、パスポートはどうなってるんだろう?…と思ったら、上から姓名と並んでいるではないか。

しばらくの間は、多少の混乱はあるかもしれないけど、ちょっとずつ広まってくれるといいと思う。

5675 年率換算

今年1~3月のGDP(国内総生産)が発表され、前期比0.5%増だったそうだ。

で、数字の内容については、いろいろと意見はあるようだが、いつも思うことがある。

1~3月GDP、年率2.1%増 個人消費は0.1%減

…と、見出しにあるように、調査は四半期なのに、年率に換算するところだ。

この年率換算は、ほぼ4倍にしただけだ。

正確にはちょっと違うらしいが、この成長率がそのまま4回続いた…という意味では間違っていないはずだ。

で思うのは、四半期の実績として出てきた数字が、そのまま続くはずもなく絶対に変動するはずなのに、4倍にして年率に換算するというのは、いったい何の意味ががあるんだろう?

そんなことを考えること自体、僕の無知のなせる業なのか、実は本当にあまり意味のないことなのか…”年率換算”という言葉を聞くたびに、いつも思う。

[社会の窓]作風の変化を記録できなかったのは…

最近、写真撮影可能な美術館は企画展などが増えてきた。自分のように、こうしてブログなどで紹介したり、振り返ることがある者にとっては、写真が撮れるのは嬉しいものだ。

シャッター音のせいで…

デジカメで写真を撮り始めた十数年前からすれば、隔世の感がある。

昨日行った東京ステーションギャラリーでの企画展も全作品が写真撮影可能だったそうだが、シャッター音が問題で後半のフロアが禁止となった。

企画展冒頭のインスタレーションは、作風の変化を示したものだったが、結果的に、晩年の作品は撮影できず、あとから後から自分なりの鑑賞をすることができなくなってしまった。

たしかに、写真撮影可能なフロアでは、あちらこちらからシャッター音が鳴って、正直、気が散ってしまう感じもした。

でも、ふと思ったのは、このシャッター音は、決して出したくて出してる音ではないし、フィルム式のカメラと違って、“わざと”鳴るようにできているということだ。

マナーが問われることがあるが、実は、写真撮影のマナーというよりも、勝手に付けられたシャッター音の問題だと思う。

実際、写真を撮るときも、それぞれが遠慮しあっているし、写真撮影自体がトラブルの原因ではないのは明白だった。

このシャッター音、世界でも日本だけ鳴るように作られている“自主規制”と聞いたことがある。

痴漢対策というのも、果たして本当だろうか?

本気で痴漢をするくらいなら、シャッター音くらいどのようにでも対応してしまうはずだ。

まさか、こうした美術展に痴漢の存在が影響するとは…。

5674 ルート・ブリュック 蝶の軌跡 展

ルート・ブリュック 蝶の軌跡 展東京ステーションギャラリーで開催中の「ルート・ブリュック 蝶の軌跡 展」を鑑賞。

ルート・ブリュックは、フィンランドを代表するセラミック・アーティストだそうだが、この企画展で初めて知った。実際、日本での初個展だそうだ。

もともとは全作品で写真撮影ができたそうだが、現在は2フロアのうち3階だけが可能となっている。


写真撮影が制限された けっこう多い

陶板を使ったパネルから、モザイク壁画まで、独特の世界観を作り出している。

独特のタイル 物語的な陶板画 魚 大胆かつ繊細

陶板は、その材質からして、表現にはおのずと限界があるが、彼女の陶板作品は、俗な言い方をすると“ヘタウマ”なのに、よく見れば見るほど、とても凝っているのだ。

たいていは、ディティールに拘りすぎてしまうか、逆に細かな表現を諦めてしまうか…になりそうだが、ブリュックの場合、いい意味で、“割り切り”が絶妙で、ものすごくうまいと思った。

父の棺なのだそうだ パンフレットにも使われた

ブリュックの初期から晩年に掛けての作品が紹介されているが、人生の変化が作品にも現れてきているのが興味深かった。

作風が変わっていく様子もよくわかる。

変化を紹介できないのが残念展示の冒頭にあった、 ブリュックの娘が制作したインスタレーション「心のモザイク」に書かれていた解説にその変化が要約されていた。

「母が芸術家として歩んだ道のりは特別なものであった。物語的なイメージから抽象へ、とても小さなスケールから建築的空間へ、色彩からモのクロームへ、そして最終的には、彼女にとって光と影だけが意味をもった。これはタイルを通して読める、言葉のない年譜である。」

写真撮影が3階だけとなったことから、2階にある晩年の作品は撮影ができず、企画展の名前にもなっている蝶(陶板画なのにかなり繊細)や、建築的空間(立体作品になってる)、モノクローム(抽象画みたい)、光と影(色すらない)…といった、作風の大きな変化も紹介できないのは、ちょっと残念。

ひとりの作家の作風をたどっていくのは、とても面白いものだった。

未来の年表/ 河合 雅司

先日、このまま人口減少が続いたら、日本はどうなってしまうのだろう?…と調べたときに見つけたのが、本書だ。

人口減少によって、どのようなことが起きていくのかを年代を追って紹介されている。

まず、いま1億2000万人いる日本の人口は、わずか100年後には約5060万人となって半減し、200年後には約1380万人、300年後は約450万人、さらに西暦3000年には、なんと2000人となってしまうそうだ。

これは、おそらくよほどのことがない限り現実のものとなるだろう。

日本の人口減少は以下の要素が絡み合って起きている。
・出生数の減少
・高齢者の激増
・(勤労世代激減にともなう)社会の支え手の不足

これによって今後日本で起きていくであろう事象を、具体的な年とともに解説していく。

読めば読むほど、人口が減っていくことが日本にとっての一大事であることがわかる。

これだけのことが起きれば、日本という国を維持できなくなる。

急激に高齢化進むとはいえ、実際はそれなりに長い単位での変化だから、日々の実感とは異なる。

問題だとは思っても、個人で何ができるわけでもないし、日々の変化は極めてわずかだ。

著者は、これを「静かなる有事」と呼んだ。

すでに少子高齢化による諸問題が起きつつあるが、それが今後は加速度的に悪化していくことになる。

悲観的な話ばかりが並んでしまうが、これはこれで事実なのだから仕方がない。

後半に、この問題に立ち向かう10の提言が挙げられている。

高齢者となる年齢を引き上げることで人数を減らし社会の担い手となってもらうとか、24時間社会からの脱却で人手不足を解消させるとか、非居住エリアを明確化するといった提言は、すでにそうした動きが見られるし、他にも真剣に検討すべき提言もあったが、なかなか根本的な解決につながる感じがしないのは、かなり深刻に感じた。

結局のところ、決定的な処方箋があるわけでもなく、これまで人類が経験したことのない状況になっていくことだけは確実だということを突き付けられた気がした。

5673 テレビの力

いろいろ思う…先日、セブンイレブンでこんなポップを見かけた。

言うまでもなく、テレビとタイアップした広告だ。

まぁ、紹介されたのは事実だし、広告であろうと、そこから得られることだってそれなりにある。

別に敵視しなくてもいいのかもしれないけど、無意識のうちに広告が紛れ込まれているというのは、なぜか気分が悪い。

でも、あらためて、テレビの力を感じずにはいられない。

インターネットによって、テレビの影響力が低下していると言われて久しいが、実際は、まだまだ大きい。

むしろ、ネットとテレビの相乗効果で、よりテレビの力が強まってる気すらする。

5672 なぜ誰もいなかった2つの店

今日の帰りがけに見かけた風景から…。

1店目
気になるけど…ときどき見かけるホテルの1階にあるレストラン。

比較的最近のオープンでとても綺麗なのだが、閉店しているのではないかと思うくらい、いつも、お客さんが誰も入っていない。

通る時間が遅いせいだから…というわけでもないだろうが、いつもガラガラなのだ。

今日、あまりに気になって閉店時間を見てみたら22時で、ラストオーダーまであと30分というところだったが、やっぱり誰もいなかった。

高いから? 美味しくないから?

なぜ誰もいないのか? 気になるがよくわからない。

この光景を見て、先日も、まったく同じような気になることがあったのを思い出した。

2店目

こちらは先日のこと。

それほど大きな店ではないが、小料理屋かちょっとした居酒屋風のお店の入口に「20時30分まで貸切」と大きく書かれていた。

店の入口のドアは大きく開け放たれ、店員以外誰もおらず、テーブルもまったく綺麗な状態だった。

気になったのは、これを見かけた時刻が20時13分だったことだ。

貸切終了まで、まだ時間があるのに、お客さんが誰もいないどころか、飲食があった形跡もないというのは、どういうことだろうか?

ドタキャンがあったから? 早々に終わってしまったから?

なぜ誰もいないのか? 気になるがよくわからない。

5671 広告で使われた空港を推理する

電車内の広告で見かけたこの風景。

この場所はいったい…?

かなりリアルなところを見れば、写真だろう。

となれば、具体的な場所もわかりそうなものだ。

早速手がかりを探ってみよう。

もちろん空港の風景で、すぐ近くに海があるようだ。

飛行機が3機見える。

いちばん手前にあるNCAと書かれた尾翼を持つ飛行機は、日本貨物航空だ。

これはどこでも飛んでいるわけではないから、手掛かりになりそうだ。

その奥にある2機の飛行機は…真っ黒な機体で印象深い、スターフライヤーだ。

となると、スターフライヤーが就航している飛行場を当たれば、この空港がすぐに判明するはずだ。

・羽田
・北九州
・福岡
・関西
・山口宇部
・那覇

これを見たら、ほぼ” 当たり ”がつく。

スターフライヤーの拠点空港である、北九州空港で間違いないだろう。

規模の大きな空港を覗いて、2機のスターフライヤーが駐機している空港は、北九州以外に考えられんない。

Google Earth で答え合わせ…こういうときは、本当に便利だ。

だいたい同じ角度から見てみると…。

北九州空港だ

間違いないだろう。

この場所はいったい…?北九州空港だ
まぁ、例によって、特定できたからと言って何があるわけでもないのだけど、解決感は、すごくある。

時代のアイコン 1950‐2004/平野 敬子・日本デザインコミッティー

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時代のアイコン 1950‐2004―日本のグラフィックデザイン50年
平野 敬子・日本デザインコミッティー
六耀社 (2004/9/1)

最近のデザインは、いまは伝えたいことが多過ぎるために、“盛り込みすぎる”か、逆に、端折り過ぎて、まったくひねりのない“そのまんま”か、どちらか…という印象が強い気がする。

たとえば、ビールを飲む三船敏郎と「男は黙ってサッポロビール」とだけ筆文字で書かれた広告。

あまりにも有名だが、今だったら、きっと「未成年の飲酒は禁止」だとか「ゴミは捨てましょう」といった文言が並ぶことだろう。

単純だけど力強かったハートのマーク

本書は、汐留にある、アドミュージアム東京(広告博物館)で見かけた本だった。

2004年松屋銀座で開催された企画展のカタログのようだ。

厳選された作品は、どれもインパクトがあって、登場した当時、“時代を変えた”と思えるような“強さ”みたいなものを感じた。

本書のタイトル通り、どれも“アイコン”のように、その時代を象徴しているように感じる。

懐かしさはあるが、けっして色褪せてはいないのだ。

5670 東京都現代美術館 コレクション展

東京都現代美術館 コレクション展 を鑑賞。

ついこの間来たばかりの東京都現代美術館 リニューアルオープン前からあった作品

東京都現代美術館が所蔵する作品を展示している。前回来たときに時間切れで観られなかったので、そのリベンジだ。

展示は、作家を絞って25人の作品が紹介されていて、そのうち20人は、休館中に収蔵した作品を紹介している。

今回はコレクション展(所蔵品展) じっくり間近で鑑賞できる

東京都現代美術館といえば、リヒテンシュタインのヘアリボンの少女があまりに有名だが、今回のコレクション展でも展示している。

この作品については写真撮影が認められていないのが、残念だったが、あらためて、実物をじっくり鑑賞してみると、本物ならではの、オーラみたいなものが伝わってくる気がする。

購入当時6億円という金額が議論を呼んだが、現在では100億を下らないという話もあって、公共の美術館の収集の難しさを実感させられる。

スマホ?で写真を撮る風景も身近になるのだろう… 大型の作品も多い

広々とした展示室でじっくり鑑賞できた。

作品数はそれほど多くないがじっくり鑑賞できる イエローケーキ
これは以前からあった作品この「Keep Changing, Connect with Everything, Continue Forever」(それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く 1998年)という作品は、美術館のリニューアルにあたって、この作品自体もメンテナンスを受けて蘇ったそうだ。