5252 思い出したのはあのフレーズ

新幹線N700Aの台車に亀裂が見つかった問題。

先日、ときどき一緒に仕事をしている方から、久しぶりにメッセージと写真が送られてきた。前照灯も尾灯も点いていない

動けなくなっていたN700Aそこに写っていたのは、出張先の名古屋で見掛けたという新幹線だった。

なぜ車両基地に回送されず、留め置かれているんだろう?とちょっと不思議だったが、問題の起きた台車の写真を見てビックリした。ここまでひどい状態だとは思わなかった。

名古屋駅に留め置かれたまま、動かせなかったのはこれが原因だったのだ。

僅かな振動でも破断しまいかねないと判断したのだろう。

あとちょっと判断が遅れたら、確実に大事故になったはずだ。

異臭や振動など、ふだんでは起きない事象に、乗客をはじめ車掌も、かなり早い段階から気づいていたにも関わらず、なぜ名古屋まで新幹線を止めることができなかったのか?…というコメントがニュースなどで散見された。

ブレーキ管が外され移動できない状態たしかにその意見はわからなくはないが、一方で、こうした”事象”は、実は結構起きているのかも…と思った。

今回は大事故につながるトラブルだったが、ふだんはおそらく大したことのないことばかり起きているのかもしれない。

もし、何か起きるたびに新幹線を止めていたら、定時運行もままならない…なんてことになるのかもしれない。

安全優先なのは言うまでもないが、かと言って、異常があったら無条件で止められるのもどうかという気がする。

今回注目すべきは、現場の声がきちんと司令に届いていなかったことだ。

一番状況がわかってるはずの現場の判断が尊重されなかったことに重大な問題がある。

「事件は現場で起きている」という言葉をあらためて実感した。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください