[社会の窓]さよなら東上線通勤急行

「通勤急行」は、東武東上線で朝の上りだけ走っている列車種別で、沿線住民をできるだけ短時間で、池袋まで送り届ける使命を受け、1987年8月25日のダイヤ改正から登場した。

その、通勤急行が3月25日をもって廃止されることになった。

その理由は、その通勤急行の存在意義がなくなってきたということに尽きる。

通勤時間帯でも、本来であれば通勤急行より停車駅の少ない急行を走らせたいところだが、かつてはラッシュが激しく、混雑が集中しかねない急行の運行は見合わせていた。

また、急行より停車駅の多い準急は、当時から現在に掛けて多数走っているのだが、実は、通勤急行とは、たった2駅だけ停車するかどうかの違いしかない…。

こうなってくると、通勤急行の廃止は必然だった。

通勤急行は、僕が実家から通勤していたころ、よく利用していた。

ものすごい思い入れがある…というほどではないけど、時代の流れというか、変化みたいなモノを感じずにはいられない。

”通勤”急行ということで、平日しか見ることができないので、実は今月初め、所用で午後出社するときを見計らって、”お別れ”をしに、見に行った。

定刻より、少し遅れてやってきた通勤急行は、速度を落とし、目の前で一旦停止した。

単に前を走る列車に接近しすぎただけなのだけど、まるで別れを惜しむかのような感じがした。

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