[社会の窓]ハード先行の感が…

先日チェックしてみた、訪日外国人向けの新しい券売機はなかなか見やすく、わかりやすいと思う。

けれど、一番気になったのは、運賃に関するところ。

同じ駅に向かうのに、東京メトロ経由か都営地下鉄経由の、2つの運賃があるというのは、外国人にしてみたら、かなりの違和感だろう。

一般的に、海外のほとんどの都市では、その都市を中心に、ほぼ同心円で区切ってゾーンを作って、乗車してから下車するまでに通過するゾーンの数で運賃が決まる「ゾーン制」運賃を採用し、都市によっては、鉄道や地下鉄など運行事業体が別会社であっても、初乗り運賃をそれぞれ払う必要がないようになっている場合もある。

これに対し、東京をはじめ日本では、路線のあらかじめ決められた距離を基準にいくつかの区間に分け、乗車した距離に応じた区間運賃を算定する「対キロ区間制」を採用している。

世界的に見てゾーン制が優勢だが、東京ではちょっと馴染まない気もするし、乗った距離に応じた運賃である、対キロ区間制に合理性があるから、このままでもいいとは思うが、せめて、地下鉄同士の運賃共通化はできないものだろうか?

快適な車両、駅のバリアフリー化…と、ハード面での改善は大幅に進んでいるが、そして新しい券売機の登場で、あらためてソフト面についての改善が遅れてることを再認識させられた気がする。

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